現在、問題になっている新型コロナウイルスの感染を予防するために
標準防護の徹底に加え、重症化してしまった場合には、
早めの、安全な気管挿管を準備する必要があります。
今回は、論文での資料を参考に、
週末を使って既製品から自作?して挿管時の飛沫感染予防グッズをつくってみました。
材料は、カインズでの蓋付きコンテナ 1480円
それを、論文を参考に、iPhoneの計測アプリをつかって、サイズを測定
最初はカッターやペンチ、専用ハサミでやったもののうまく行かず
最終的には、ハンダゴテをつかって、手を入れる場所を溶かし
当院ER、ICU専用の挿管補助ケースを作ってみました。
せっかく作ったのに、全然使わなかったよ・・となればいいのですが、
いざというときに、ばたばたしないように
いまできること、準備することを
まずは自分から、なんでもやってみることが大事なことかなぁと思っています。
そして、院内のスタッフのみなさんと共有すること
この新型コロナに負けない、強い組織、強い病院になっていけるように
医療関係者が団結していければと考えています。