研修医の先生のJournal Clubが続きます。
今回は、金城先生が多数傷病者対応のときに行う
「SALT triage」
について報告しました。
今月末に行われるメディカルラリーに出場するため、練習会に参加をつづける金城先生にとって
STARTをするにしても、PATをするにしても、
医療者に比べて傷病者数が多すぎる場合、防ぎ得た災害死がでてしまうのではないか
蘇生困難として黒タグをつけてしまって本当によいのか・・
もっと救命できる手段、方法があるのではないかと、
過去のテロ対応の事例を含めて、
今後標準になっていく可能性の高いSALTについて報告をしていました。
今までのSTARTやPATの考え方が無駄になるわけでは当然なく
もっと救命するためのSALTトリアージが、
院内だけでなく、地域で広がっていくといいですね!