白血球の仲間たち

白血球の仲間たち

こんにちは!

今回の医療技術部ブログは臨床検査科が担当です!

皆さんは白血球というものをご存じでしょうか??

白血球というのは血液成分のうちの一つで、主に身体を外部の病原体から防ぐ働きをしています!(免疫機能)

その白血球の中でも大きく分けて5種類の仲間たちが存在し、それぞれ違った役割を持っています。今回のブログでは、その仲間たちについて写真付きで簡単にお話していこうと思います。

↑①好中球

好中球は、主に細菌感染の際に炎症部位にかけつけ、細菌を食べる(貪食といいます)ことで体を守る役割をしています。

↑②好酸球

好酸球は体内で寄生虫に対して体を守る役割をしています。また、アレルギー疾患の際にも体内で割合が増加します。オレンジ色の大きな顆粒(つぶつぶ)が特徴的です!

 

↑③好塩基球

好塩基球は紫色の顆粒を持っているのが特徴で、主に即時型アレルギー(アナフィラキシーショックなど)に関与しています。

↑④単球

 

単球は主に身体に侵入した異物を貪食する働きをしています。

また、貪食した病原体をリンパ球に提示することで、免疫の記憶にも関与しています。単球は血中だけではなく体のいたるところでマクロファージとして活躍しています。

 

 

↑⑤リンパ球

リンパ球は比較的聞いたことある方が多いのではないでしょうか?

リンパ球はその中でも大きくT細胞、B細胞、NK細胞に分かれ、それぞれ抗体産生や免疫記憶、ウイルスに対する防御などの役割をもっています!

 

当院ではこの5種類の白血球の割合を機械で測定しています。また、機械だけでなく血液標本を作製して、顕微鏡で異常な細胞が出現していないかなどを確認する検査も行っています!

日々身体を守ってくれる白血球たちに感謝ですね!!

 

以上、検査科からでした~~

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