Prehospital Acute Cardiac Care(PACC)コースの沖縄開催に参加してきました。
なんだ、PACCってと思いますよね、また増えたのか、なんのコースだ?
と思われる医療関係者がほとんどだと思いますが、その通り、去年の秋に開催がスタートした
簡単に言うと、病院前、救急隊員を対象とした循環器疾患の観察・処置の標準化コースになります。
沖縄では第1回、第2回に引き続いて、今回が 3回目
県立南部医療センターを会場として開催されました。
事前学習、講義では
モニター心電図、12誘導心電図の読み方や、心不全兆候の所見について勉強
午後からは、救急要請され指令センターからの出動要請内容から、現場での活動
ハイリスク症候の見極め、内因性ロードアンドゴーの判断、バイタルサインでの緊急度評価
その中で、循環器疾患を疑った場合の全身観察・重点観察、
病院へのファーストコールや特定行為の指示要請
搬送後、出動隊内での振り返りまで行うというシミュレーションを行いましたが、
途中何度も、12誘導心電図をとり、病院へ伝送するという言葉が繰り返されました。
県内でもっともっと12誘導心電図伝送をあたりまえにしていくために
循環器内科医は、このコースに協力していく必要があるなぁととても感じました。
また次回開催があるときには、お手伝いさせていただきますね〜!!
今後ともよろしくお願いいたします〜〜!!