第52回、真夏の救急症例検討会が院内講堂で行われました。
今回から開催時間を1時間前倒し、17時から19時までと変更し
院外から72名、院内から23名の 合計 95名のみなさんにご参加いただきました。
平成20年1月の第1回からで、合計5,000人を超える参加者数となりました。
脇田先生は、最近使用頻度、処方頻度が増え、
現場で使われ対応の仕方に悩んだという「バクスミー」というグルカゴンの点鼻薬について
ききとりやすい声で、
似たような難しい言葉(グルコース、グリコーゲン、グルカゴン)を
わかりやすく例えながら解説してくれました。
宮城先生は、ショックにもかかわらず頻脈になっていない症例について
脈を制御するのはどこ?という質問から
どうやって脈が速くなることを理解させながら、頻脈にならないショックの見抜き方
ショックと判断した根拠、何性ショックを疑っているか、病着まで何分以上が予想されるか
を、病院連絡の際には行い、特定行為の指示を要請してもらえれば、伝わることを説明
富田先生は、特異事案症例でもある
「気管切開孔のある患者の心肺蘇生」について
通常のマスク換気で胸部挙上なし、気管切開孔からの換気でも換気抵抗があった症例で
解剖から病態、対処方法について、イラストを用いて、わかりやすく説明してくれました。
現地参加されるたみなさんに提供する消防の説明から病院の解説までを含んだハンドアウトも
毎回ではありますが、大変好評でした。
症例についての質疑応答では、銘苅シニアアドバイザーや
今回は糖尿病療養指導士で、特定看護師さんからもアドバイスがありました。
今回は、検討会の終了時間が少しはやくなったこともあり、
検討会後に、発表をがんばった研修医の先生、応援(聴講)に来てくれた研修医の先生と
ご飯をたべに行ってきました。
発表の準備から、伝わるプレゼンテーション、とってもよかったですよ!!
ER研修は忙しくて、間違いなく大変だけど、
オンもオフもたくさん楽しんでくださいね〜〜!!