2024年の夏、本気の高校生を応援する「ハートライフの医療体験実習」がはじまりました。
実習生だとわかるように、特製のユニフォームを着て
自分たちのため、患者さんのため、感染対策をしながら
職場体験、病院見学ではなく、「実習」を行なっていただいています。
5日間、ほんとに必要ですか?と
いろいろな部署や、スタッフにも聞かれますが
必要です。
自分が、自分たちが何をできるか、患者さんのために何がしたいか、
将来、自分がどんな仕事になんのためにつきたいか、を考えるために必要な5日間だと思っています。
毎日の実習終了後に、今日できたこと、明日したいことをアウトプットすること
憧れの先輩、研修医の先生たちの成長する姿が、自分たちのなりたい姿にリンクしていきます。
日に日に積極的に、主体的に動く、聞く、活動する意思が育っていきます。
「え〜毎日が楽しすぎて5日間じゃ足りない、来週もまた実習に来たいです。」
そんな5日間の経験が彼女たちを育ててくれます。
ちょっと難しいかなと思った医局の抄読会(ジャーナルクラブ)も、すごくおもしろかったです。
医者になっても、最新の知識とかを勉強するんですね、びっくりですなど新たな刺激もいただきました。
たくさんの医療従事者が、みんな患者さんのためを考えて働くからこそ
救命・社会復帰ができるそんな世界を体験していただき
数年後、医療従事者をめざす子たちが増えてくれたら、
病院としては嬉しいです。
受験を控える、将来を考える高校生のみなさんにとって
「忘れられない夏」「自分の将来を真剣に考えた夏」
になっていただけら幸いです。