九州・沖縄ブロック実動訓練が9年ぶりに沖縄で行われました。
病院で行われた院内訓練には県外からの支援DMATを含め、
50名を超えるみなさんに参加していただけました。
今回の訓練は、
DMATとして被災地支援からもどって2日後に行われるという、
出動したDMAT隊員にとっては大変厳しい日程の訓練でしたが、
九州からたくさんのDMATが沖縄に参集して行える訓練は次は8年後・・・
ということもあり
県内主要救急病院ではすべからく机上・実動訓練を並行して行っていました。
また今回、DMATの古参?初期メンバーは
初めて訓練に参加していただけた陸上自衛隊の自衛隊那覇病院さんを訪れ
沖縄に震災が起きた時に自衛隊と、
自衛隊病院さんとどういう形で連携することが可能か、
連携することでの解決すべき課題などもを抽出することができました。
予想していたことですが
予想していた以上に、
組織として、指揮系統がまったくちがう組織同士の連携の難しさも
共通言語、共通認識をもつことの重要性も再認識させていただけました。
ですが
タスケテを助けるために連携することについては意見の違いはありません。
目的が同じ、目標が同じであれば、連携、訓練を重ねることで、
きっとこの溝は縮まっていくとおもいました。
「先生、また別の勉強会とかでお呼びしてもいいですか?」
との提案は、嬉しい限りですし
沖縄県民、国民を守るために全力でお引き受けしようと思います。
目の前の「助けてを助ける」ために、やるべきことが増えてきますが
必要とされることはありがたいことです。