多数傷病者対応訓練2022

多数傷病者対応訓練2022

2022年度の多数傷病者対応の実動訓練を、平日日勤帯で行うことができました。

 

一週間前に、机上訓練を行っていたこともあり

ER内に設置された外来支援所では、事務系職員によりクロノロや一覧表の作成なども行われました。

より充実した、負荷のかかった訓練とするために

実動訓練開始の一時間前には、講堂で

ショック(赤)を見つける、見分けるためのSTART

ショックの原因を見つけるための、全身観察を含めたPAT

としてSTART、PATの一次、二次トリアージの練習も実施したこともあり

実際の訓練でも、見たことにする、聞いたバイタルで判断してしまうということはなく

きちんと観察、診察、診療を行いながら情報を共有する良い訓練になったようです。

「私、訓練に参加させてもらっていいですか?」

と自主的に来てくれたKみやま先生は

赤エリアの主力医師として、しっかり訓練に参加してくれました。

いままでの実動訓練との違いとしては

今回は、各主要エリアに院内DMATの主力メンバーを投入

訓練参加スタッフへ指導しながら訓練を行ったことで、

災害対策本部を含め、混沌状態、カオス状態になることなく

きちんと役割分担し、情報を整理、現状分析から活動方針の作成、共有などが行われました。

また、いつもはやったら終わり、振り返りは文書で・・一週間後に集まれる人で・・

となってしまうことを反省し今回は、

訓練終了後すみやかに、本部が設置された二階講堂で振り返り、デブリーフィングを行い

現場ですべきこと、本部、指揮所がすべきこと、やったことを報告

機能的な本部、指揮系統が大事だということも理解してもらうことができました。

現在までに集まってきたアンケートの結果も概ね好評

いろいろな建設的な意見は、これからの災害対応マニュアルや訓練に活かせそうです。

 

それもこれも

今回の訓練が無事行えた、訓練に参加してよかった、

次の講義、訓練にも是非参加したい、と思っていただけたのは、

何度も集まって準備をしてくれた当院の災害委員会のメンバーと院内DMATのみなさん

そして、傷病者役をしてくれた、たくさんの職員のみなさんのおかげです。

 

本当にありがとうございました。

 

これからもしっかり災害に備えていきましょうね〜〜!!

脳神経外科医募集【専任の担当者が対応】

CTA-IMAGE 専任の担当者が、皆様からのお問い合わせに直接対応致します。また、お問い合わせの有無や頂いた情報等は、内部を含め部外者に漏洩しません。お気軽にお問合せ下さい。

指導医日記カテゴリの最新記事