入院中の患者様が急変・心停止になる6時間前までには
患者の66%で、バイタルサインの異常や、危険な症状や徴候を呈しているが
(意識の変容、脈拍異常、呼吸数異常、血圧異常、胸痛など)
医師の25%しか、その異常に気づけていないということがわかっています。
そこで、この院内急変に気づくためのシステムとして
RRS(Rapid Response System)が提唱され、
令和4年度からこの体制整備を行うことが診療報酬上も評価されることになりました。
ただし、この体制整備には所定の研修を修了した医師や看護師の配置が求められているため、
JMECC(日本内科学会認定内科救急・ICLSコース)のインストラクター資格の追加として
WEBで追加講習(補修)を受け、コース終了の認定をいただくことができました。
いままでなんとなく、第5感、第6感で感じていた急変予測を
電子カルテのバイタル入力から警告スコアを手動で計算するシステムの導入よりも
スコアの自動化や、電子カルテと連動させることでリアルタイムに急変を検知でき
だれでも、その患者さんが急変するハイリスクだと認識(危機の察知)
そして、医師にSBARを用いて報告、
対応(危機の対応)し、対応後はRRSの活動記録を作成(評価と改善)
スタッフやRRTの教育、資材、資源の提供などを通して
院内急変を避けられるシステムを発展(システムの管理)させていかないとですね・・
さあ、院内急変に強い看護師さんとも協力しながら
今後は、RRS、RRT(rapid response team)にも関わっていかないと・・
頑張らないとです。