2年ぶりに近隣4消防と連携しての救急症例検討会をなんとか、なんとか開催することができました。
救急隊の皆さんも、消防の皆さんも、そして院内のみなさんもお待ちかね!だったことが伝わる
熱気あふれる検討会に、たくさんの皆さんにご参加いただくことができました。
久しぶりの再開で、クラスターなどを発生させるわけに行かないので
現地での参加には、2回のワクチン接種+2週間が経過していること
講堂に入る前には、体温測定を行い、手指消毒、マスクをしてもらうこと
講堂内はCO2モニタリングで換気を確認しながら行うこと
席と席の間隔をしっかり開けることなどの条件をつけさせていただきましたが、
消防関係者 30名 + 病院職員 40名
あわせて70名
の皆さんが、現地会場でご参加いただき
さらに、ZOOMによるWEB参加も今回は併用するハイブリッド方式としたことで
普段は救急隊以外の参加をなかなか誘導できませんでしたが、
救助隊や指揮隊のみなさん、消防管理職の方、
また勤務(当番で)中の救急隊員のみなさんも
スキマ時間で、WEBでご参加いただけたようです。
今回の救急症例検討会へ
ZOOMによる事前参加申し込みは 90名でしたので
会場とあわせると、なんと 160名の皆さんに
第44回救急症例検討会にご参加いただけたことになります。
そんな、たくさんのみなさんの、
この時間で、何かを学んで帰るぞ、しっかり吸収するぞ!
という熱い想いに押されながらも、研修医のAかみね先生も
琉大から3ヶ月のERの研修中のI波先生もがんばって発表してくれました。
ただ、何分、慣れないWEB開催、初めてのハイブリッド開催でもあり
画面の切り替え、MACとWINDOWS_PCの切り替え
会場のマイク、座長のマイク、質疑応答のマイク調整など
ほんとうにいろいろなところで、DMATロジのKんじさん、電算室のIのさんにはお世話になりました。
10月1日で、活動の場所を病院に広げることができた病院救命士のHぎわらくんは
東京消防庁で救急隊長をしていた経験から、消防救命士さんの現場での苦悩などを
病院関係者にわかりやすく解説していただき、院内のスタッフにも理解が深まったと思われました。
今回の症例検討会は、おためしで ハイブリッド形式で行わせていただきましたが、
アンケートの結果を見ると、今後もWEB併用が必須となってくるのかと思われ、
今回の経験をしっかり活用していくことが必要なのと、
通常の検討会よりも、
準備と現地でのPC調整に、担当が必要になるということを感じました。
また、感染対策を行いながら、現地開催を中心とした検討会を続けていくためには、
現在の2階講堂では、広さ的に不十分になるため、
もっと広い場所を、次までに確保することが必要だと強く感じさせていただきました。
新しい日常、新しい救急、
新しいカタチでの連携、
いろいろ大変ですが、
いいかもしれないですね!