救急搬送 1.69倍

救急搬送 1.69倍

今年のGWは忙しかった。

昼も、夜も、コロナも、非コロナもたくさん搬送されてきました。

 

近隣病院が、受け入れ制限、救急搬送の事前お断り通達を出していることなどもあり

救急搬送は 1.69 倍、Walk inも 1.43

救急受診後の入院は、2.56 に増えました。

 

とても、とっても忙しい日々が、ずっと続いています・・

 

でも、当院が断ったら、どこにもこの患者さんたちが運ばれる先がなくなる

もし自分の家族が具合が悪くなって救急要請したときに、

搬送先が決まらない、救急車内で状態が悪化することは絶対に避けてほしいと思うから

 

当院救急では、断らない、

まず診て、診断し、安定化する処置、初期治療を行って、

必要なら入院、転院先を探す方針をとっています。

 

その根拠として、どう考えているかというと

救急搬送される患者さんの入院率は 5割 程度

言い換えれば、

半分の患者さんは、ERでしっかりと治療をすれば、

入院しなくてすむ、帰宅できる方たちです。

 

だから、まず診る、

そして、安定化のための初期治療を行いながら診断する、

最後に、根本治療を行う場所に安全に連れて行く

そこが、当院の入院病棟になるか、

重症患者と診断されれば引き取りますよといってくれている病院になるかは診てみないとわかりません。

初期治療が遅れれば、ショックになる、命の危険にさらされる患者さんをたくさん診てきました。

そして、初期治療を早める、病院前から診療を行うことで、

ショックにならない、心肺停止にさせない、生命の助け方を知っている救急部です。

がんばりましょう!

コロナはいつか落ち着くはずです!

もうちょっと、もうちょっとが、ずっと続いてはいますが、

きっとあとちょっとだ、と思って、頑張っていきましょう!!

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