国境なき医師団 久留宮 隆 先生 講演会☆
10月2日(木)に、桑名市総合医療センター/桑名東医療センター手術室部長・研修管理委員長の久留宮 隆先生をお招きし、講演会を開催しました!
久留宮先生は平成16年より国境なき医師団(MFS)としての活動をされており、『私にとっての医療-国境なき医師団の医療活動経験より-』と題して講演していただきました。
*国境なき医師団とは*
世界各国において発展途上国や貧困で飢えに苦しむ地域、また紛争地や自然災害の被災地などの、医療のない地域、医療の不足している地域へ赴き、無償で人道援助をしている組織です。
このチームには医師だけでなく、看護師や助産師、薬剤師等の医療スタッフのほか、現地でのスタッフや資金を管理する「アドミニストレーター」、物資の手配から診療所やトイレの建設を担当する「ロジスティシャン」など、各分野の専門家が活動しています。
そのチームの一員として、久留宮先生は、リベリア、シェイラレオネ、ナイジェリア、スリランカ、イエメン、パキスタンetc…様々な国で医療活動に尽力されてきました。
今回は、その現地での活動の様子についてお話してくださいました。
やはり、テレビや新聞等で耳にする情報ではなく、実際に現地で活動している先生のお話は、とても印象深いものでした。
医療環境が整っていないことはもとより、自身の命が危険にさらされている状況において、現地の人々の命を守る活動に専念する姿、とても感銘を受けました。
そして、講演会終了後には懇親会も♪
研修医も、講演会では聞けなかった、いろいろなお話が聞けたようです(^^)
所属する病院で研修管理委員長を務められている久留宮先生。
三重県では、MMC(Mie Medical Complex)プログラムというものがあり、なんと、希望者は初期研修中に一ヶ月間の海外研修へ行くことができるそうです!(ちなみに、先生も先日メキシコへ行って来たばかりとのこと)
国内の臨床研修病院でも、なかなかない珍しいプログラムではないでしょうか?すごいですね!(^o^)!
もちろん、厚労省認定の研修プログラムとのことで、とても興味深いお話でした。
久留宮先生、お忙しい中、貴重な講演の機会を設けていただき、ありがとうございました!
またぜひ、お話を聞けるのを楽しみにしております!