表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

内科学会九州地方会

週末、内科学会の九州地方会に行ってきました。

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1年前は学生さんだったS袋先生の発表は

びくびく、おどおどしている姿を想像することのできない、

堂々としたものでした。

彼は本番(急変)に強いタイプなんだと確信しました。

そして

せっかく、九州大学まできたので

九大の救命センター、救急外来、ICU、CCU、KCU、透析室を

高校時代の同級生にお願いして案内してもらいました。

いろんな病院をみてくるというのはとっても刺激になります。

ハートライフ病院も、もっとよい病院になれるよう変わっていけるといいのになと思います。

ちゅら海水族館と名護キャンプ

ホエールウォッチングが盛んな沖縄の2月です。

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いつもなら寒ーい沖縄です。
でも、今年は、名護が熱い!です。
そう、日本ハムファイターズのキャンプ地です。

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きっと、ゆうちゃんをみた後は、ちゅら海水族館にいくんだろうなー。
今週末は、名護のさくら祭りもあるし、許田のインターはこむんだろうなー。
許田の道の駅のサーターアンダギーはとってもおいしい、宝くじもあたると有名です。
観光に、ゆうちゃんを見に名護に来られる皆さん、許田のサービスエリアはおすすめですよ。

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iPod

昔は、手作りの分厚い手帳に、自分で小さくコピーした資料を挟んでいましたが、

今は、最近は便利なものができました。

メモと電卓で一生懸命計算したりしていた危険率なども

Palm, Zaurusの電子手帳になり

今は、

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iPodで無料ダウンロードです。

FENaも、SOFA scoreも、CHADS2 soreもすべて一発検索です。

医学の進歩についていくのも

研修医の先生についていくのも、

指導医の仕事です。

除細動

はやく、はやく、はやーーーくかけてよ、除細動

除細動練習

カテ室では、一分一秒が勝負です。

意識の確認、呼吸の確認・・・というよりも、

心電図でVfを確認、血圧もゼロ、となってしまうと

どうしても、はやく、はやくとせかしてしまいます。

ということで、

いつも一緒に働いてくれているコメディカルのみなさんと

除細動器の使用法についての実践訓練です。

指導は、ACLSインストラクターのN田先生、

カテ室の想定で、人形さんには、覆布をかけ、

フラットパネルもカテ透視の角度でとっても実践的。

できれば、会いたくない、あたりたくないVf、ですが

あたってしまったときには、最善の治療ができるように

訓練,訓練です。

臨床研修指導医養成セミナー②

メンター、メンタリング、、、

耳慣れない横文字。

和訳すると、価値観や行動原則、自身のキャリアに大きな影響を与えた先輩医師、恩師。直接の指導医、教授、医局外の先生。いわゆる上司ー部下関係。いわゆる、お手本を超えて、相互関係があり、継続していく関係。

私自身のメンターって、、、と考えると、本当にたくさんのメンターに恵まれていたなあ、と改めて気付きました。私の時代は卒業後すぐに希望科の医局に入局するのが大半で、私もそのコースでした。大学病院での研修中は、仕事のやり方だけでなく、考え方、患者さん、コメディカルとの向き合い方、人生哲学に至るまで、いろいろ教わりました。「三つ子の魂百まで」で、今の自分のスタイルに多大な影響を与えています。そして、有難いことに赴任先でも、必ず、メンターになる人にめぐり合うことができています。お手本になるだけでなく、私が壁にぶつかったりして、身動きが取れなくなっているときに、すっと、手を差し伸べてくれたり、支えてくれたりしてくれました。

中堅といわれるようになった今でもメンターはいます。決して一人でたくましく生きているわけではありません。常に家族のような、家のような存在があって支えられています。

感謝です。

新しい研修制度では、環境的にメンターを見つけにくいし、見つけたとしても、短期間でどんどんローテートしていくので、関係を継続していくことが困難なのでは?と思われます。

ハートライフ病院が、研修していくうえで、メンターになれるように、研修医の皆さんにホームと思ってもらえるように、日々自分自身が輝いて仕事に励もうと思えた講義でした。

循環器総回診

毎週木曜日、循環器内科の総回診が行われます。

同じ病棟に所属する呼吸器内科も同様の回診が行われています。

看護師さん、薬剤師さん、臨床工学技師さんも一緒に回診をし情報を共有し、今後の治療方針を再検討したりする大事な回診です。

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どうしても一人の医師のものの見方では、偏ってしまう場合もありますので、

他の医師の意見を聞くのはとっても重要です。

気づかされることもたくさんあります。

医者になって何年かすると、専門家になりすぎてしまう、

患者さんを思うために自分が一番よくわかっているとおもってしまう、

気をつけていても、他からみるとついつい天狗になってしまっていることがあります。

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気をつけなくては・・。

研修指導医養成セミナー報告①

1月22日から23日まで、上記セミナーに参加してきました。わがハートライフ病院からは今年は2名の参加でした。ハートライフ病院はRyuMICに所属していて、今回の研修会もRyuMICが企画運営しているものでしたが、沖縄県立病院の先生の参加もありました。29名参加していました。

まずは自己紹介ならぬ他己紹介から始まりました。円になって座り、隣の先生とちょっとおしゃべり、そのあと30秒で「もし医者になっていなかったら、何になっていたか」ということで、隣の先生の紹介をしました。

次にAからDの4グループに分かれて、ワークショップが始まりました。「臨床研修における沖縄の良いところ、悪いところ」というお題でKJ法や2次元展開法を用いてのディスカッションが開始されました。KJ法というのは、短冊に思いつくまま1個ずつ意見を書いていって、その短冊を集めてみんなでホワイトボード上に分類していってそれらの相互関係を考えていくというもので2次元展開法はそれぞれの意見を縦軸緊急度、横軸重要度のグラフの上に置いていくものです。初めての経験でしたがこの方法だとみんながそれぞれに意見が言いやすいし、いった意見をまとめやすいなあと感心しました。

で、その結論は?それは、企業秘密です。。。良い点を改めて認識し、悪い点に対する改善法を討論し実現に向けての方策を立てました。このワークショップで出された結論は、RyuMICのみならず、沖縄県全体のこれからの前進に、貢献できそうな印象をもちました。

職員の健康

一昨年、ハートライフ病院は職員の健康を考えるワーキンググループ?主催の

職員、歩け歩け大会が行われていました。

確か、6月から12月の忘年会までの間に1チーム5人で万歩計をつけ

合計の歩数、体重の減少幅などで争われ、忘年会に表彰されるという大会です。

とってもよい企画で、今までエレベーターを使っていた移動も

階段派が(一時的にですが・・・)増加していました。

しかし、昨年はとくにそういった健康企画は催されず、

検診での悪玉コレステロール増加が気になっていました。

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そこで、以前から気になっていた例の靴を院内履きとして買いました。

なんと、日常業務で歩くだけで効果があるそうです。

砂の上をきゅっきゅっと歩いているような印象です。

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これからは、毎日はいているだけで「効果的なエクササイズ」です。

また今年も病院主催の、何か健康イベントがあるといいのになぁ。

研修病院としての沖縄

多施設研究のキックオフミーティングに参加するため、

朝の回診、処置を終わらせてから飛行機にとびのり、

18時過ぎまで東京でのミーティングに参加し、最終便で沖縄に戻ってきました。

航空券

実は、沖縄は距離は遠いものの、飛行機の便数は多く、

福岡、大阪(関空)、東京、神戸などの学会、研究会には

日帰りで参加する事が出来ます。

結構これは驚きです。

都会で飲んで、ホテルで休むのもいいのですが、

学会や出張が多いと、

ちょっと帰るのが遅くなっても、

やっぱり夜は自宅でゆっくり休みたい、と思ってしまいます。

歳かも知れません・・・。

論文、雑誌

医局の裏には、雑誌棚があります。

300床クラスの病院としては、異例の数の洋雑誌を購読していることに驚きです。

内科、循環器関連だけでもNEJM, JAMA, BMJ,Lancet, Circulation, JACC, Hypertension, etc.etc.とたくさんあります。

図書室も新しくきれいで静かで、オンラインジャーナルもかなりの数が読むことができます。

医局雑誌

研修する際、こういったところは、ハートライフ病院のよい所だと思います。

ただ、時々、雑誌が2ヵ月前から止まっていたり、オンラインでみれなくなることがあります。

調べてもらうと契約の更新がうまくいってなかったり、

業者さんの所で雑誌が止まっていたりすることがあります。

雑誌類はちゃんときているかこまめにチェックしないと・・

要注意ですよ、みなさん。

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