日本のER診療、総合診療を牽引してきた

 

福井大学の寺沢秀一先生による教育講演が行われました。

 

 

笑いと含蓄のあふれた内容

 

まるでそこに診察している患者さんがいるかのような診療のコツ

 

聞き出し方のコツなど、

 

 

圧巻の

 

さすが「寺沢流」

 

でした。

 

 

 

やはり先輩に学ぶ、先達に学ぶ

 

ということのありがたみを深く感じさせていただきました。

 

とても勉強になりました。

 

ありがとうございました。

福岡で行われた循環器学会の九州地方会に

 

 

指導医とともに参加、発表した　Yましろ　先生

 

発表１週間前で、何をいいたいのかわからない

 

発表３日前で、どうした？　できたかい？と

 

循環器の指導医のみなさんから　叱咤激励を受け

 

前日、当日、ぎりぎりまでがんばって

 

 

無事発表をしてきました。

 

 

Aきもと先生に、おんぶにだっこで

 

抄録作成から資料集め、スライドづくり

 

 

発表を手伝ってもらったことは

 

これからちゃんと、

 

後輩の研修医の先生たちに還元するんだよ！

 

頼んだぞ〜〜！！

現場経験のない消防学校で研修中の救急科の学生さんたち

 

講義にもおじゃましたのですが、

 

 

さまざまな講義や実技を乗り越えた最終関門である

 

「多数傷病者対応　実働訓練」に

 

 

医療側、ドクターカー、ドクターヘリ側のオブザーバーとして参加

 

 

自分が最先着隊だったらどうする？

 

指揮をとれ、と言われたらどうする？

 

どう活動すると、すべての傷病者を助けられる？

 

ということを考えさせてもらう貴重な機会をいただきました。

 

 

炭水化物いっぱいのお昼ご飯もごちそうになり

 

夕方までに　４想定

 

たくさんの経験をした学生さんたちは、いよいよ実際に現場に派遣

 

 

されるようです。

 

といっても

 

最初は、たくさんの先輩隊員に囲まれて、

 

臨床現場の基礎から、みっちり教育をされて

 

ではあると思いますが、

 

これからがスタートです。

 

 

 

すべては傷病者のため、

 

助けられる生命のため

 

これからも協力しながらがんばっていきましょうね〜！

 

福岡への出張の楽しみの一つは

 

博多のとんこつラーメン

 

とくに「一蘭」のらーめんがずっと昔から好きだったんですが、

 

 

 

最近は、東京や大阪、首都圏をはじめ

 

いろいろなところに出店され、

 

特別感がなくなってきていましたが、

 

なんと

 

 

 

沖縄にも（国際通り、JAL cityそばに）

 

一蘭が出店していました。

 

 

嬉しい気持ちもあるんですが、

 

たまの出張の楽しみがちょっと奪われたようで

 

なんか、ちょっとさみしい気もします。

 

 

パシフィコ横浜で行われた救急医学会総会に参加

 

当院で導入後２年が経過したドクターカーの実情と

 

ERに勤務する看護師さんの意識が向上していることを

 

発表させていただきました。

 

以前は新鮮に感じた

多発外傷へのMassive Transfusion Protocolや、

Damage control Surgery、Damage control IVR、

REBOAの使用は当たり前となり、Hybrid ERの効果、

蘇生的開胸による救命例などが多数報告されるようになり、

救急領域での外傷分野の進歩が非常に速いことを痛感させました。

また働き方改革の流れは救急部門にも来ており、

Web-toolを用いたOff-the job trainingや、

e-learningなどを活用しながら研修医教育をしていく

病院が増えてきていることは、

まだまだOn the job training中心の当院の研修医教育も

変わっていかないといけないのではないかと思われました。

さらに、病院救命士の活用については、

院内にメディカルコントロールをおき、

活動後の事後検証をすることなどをしながら

施設間搬送などに救命士を積極的に活用している病院と連携し

当院の救命士の活動範囲もひろげていきたいと考えさせられました。

沖縄を出発するときは、半袖でエアコンでしたが

内地はもう秋から、冬に入りかけていました。

 

帰りの飛行機ではいろいろ思うことがありました。

でも、まだまだ改善していく余地があることは、

当院がまだまだ成長してけるというチャンスだと考え、

これからも努力を続けていきたいと考えています。

 

留守の間、病院を守っていただいた皆さん　ありがとうございました。

毎年、１０月後半から１１月にかけては、

 

学会参加と蘇生コースのインストラクター参加、

 

DMAT関連の訓練などが、通常の当直に加えてあるため、

 

週末の休みはほぼつぶれてしまって、ないのですが、

 

 

ぜひ、見に来てほしい！

 

という日曜参観があるということで

 

たぶん今年初めて授業参観に参加することができました。

 

 

「一番見てほしい授業は？」

 

 

「給食の時間」

 

　といわれたときは

 

おーーーぃ・・と思わなくもなかったですが、

 

でも、ちゃんと友達と仲良く頑張っている成長した姿もみれたので

 

参加できてよかったなぁとおもいました。

 

でも、学校の拾いもの

 

たぶん、これ　お母さんの財布かなぁ

 

と思わせるものの斜め下には

 

蘇生のとき、人工呼吸をする時に使うフェイスシールドがありました。

 

 

そうですよね。

 

こどもを守るのは、お父さんやお母さん

 

町中で倒れた大人を助けるのは、今の子供達、かもしれないですね

 

 

まだ手を出せてはいませんが、Bystander CPRを広めていくためには

 

もっと小学校や中学校への蘇生講習会などにも

 

積極的に参加していきたいなぁと思いました。

 

でも、ますます　仕事、仕事になっちゃうのはよくないなぁ・・

 

仕事の話ばかりでは、この指導医日記も飽きるよね

 

ということで、たまには仕事の話から離れて

 

沖縄のいいところ、美味しいところのお話を

 

 

沖縄といえば、海、潮風ですが・・

 

ハートライフ病院は東海岸沿い

 

のんびりした地域にありますので、

 

58号線で有名な西海岸

 

につながる宜野湾市真栄原〜大謝名の大渋滞は

 

通りたくないのですが

 

どうしても、の仕事のついでにみつけちゃいました。

 

 

沖縄そば　根夢

 

と書いて「ごん」

 

カップラーメンにもなっている　沖縄そばの名店

 

二代目沖縄そば王が南城市の「玉屋」なら

 

こちらの　根夢　は三代目沖縄そば王

 

 

 

かつおの利いたいいお出汁と

 

丸麺が、相性バツグンのいいお味をだしており

 

いままでに食べたことのない沖縄そばの味でしたが

 

非常に美味しくいただけました。

 

 

 

なかなか東海岸沿いに行くことはないのですが、

 

また、行く用事があったらぜひ寄りたいと思います。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

２期工事の改築で広くなったERの初療室

 

当初は３部屋も必要だったかなぁと思うことも多かったですが。

 

 

ようやく３床あってちょうど良かったと思うような

 

 

連続で救急搬送されてくる重症患者への対応をする事案もつづき

 

この改築は間違ってなかったと感じさせていただいています。

 

また

 

 

初期治療で安定化できた患者様が、入院までの間に待機していただく

 

もしくは点滴しながら心電図や状態を監視しながら経過観察をする

 

黄色のベッド７床もあれ、結構埋まってるねということがでてきました。

 

 

そして広くなったERで、重症患者へ対応した場合に

 

これでよかったのか、もっとできたのではないか、

 

という振り返りも

 

病院に搬入されたときから・・ではなく

 

 

救急搬入依頼の電話対応をしたときから・・

 

Dr.Carで現場で接触し、病院に連絡を入れたときから・・

 

とどんどんプレホスピタルから医療が介入していくことに

 

スタッフみんなの目が向いてきていることは

 

ほんとに頼もしく思います。

 

 

もっと助けるER

 

めざしてこれからも頑張っていきましょうね〜〜！！

 

１１月１７日　土曜日の午後、外来終了後の時間を利用して

 

地域の皆様へ感謝の気持ちを込めて

 

 

ハートライフ病院　健康まつりが開催されました。

 

２年前は、ドクターカー導入を知ってもらうための　救急フェア

 

でしたが、

 

 

今回は、３０周年記念ということで

 

病院全体でのイベントということで

 

関係各部門にお声がかかったこともあり

 

 

病院の上の方の職員が中心となってイベントが企画され

 

研修医の先生の参加がなかったのは残念でしたが、

 

 

新しくできた東館の外来待合室などを利用して

 

 

前回はなかった薬局や乳腺外科などもイベントをもちより

 

全部で２０ブースが開かれ

 

 

まるで、高校の文化祭のようなイベントとなりました。

 

 

そして、地域の皆さんに知っていただこうと

 

スポーツ関節鏡センターの　新垣先生から

 

 

変形性膝関節症に対する　関節温存手術　についての

 

満席の状態での特別講演も行われました。

 

 

ERからは、やはり地域の皆さんに知ってもらいたい

 

消防のみなさんのご協力をいただきながら

 

心肺蘇生方法とAEDの使い方を勉強していただきました。

 

 

また今回は

 

テレビ局からも取材があり、

 

 

小さく放送もされたようです。

 

 

たくさんのみなさんにご参加いただいたイベント

 

みんながんばったとは思いますが、

 

 

どこのブースが一番興味を持ってもらえたか

 

準備をがんばったか、などを評価していただけると、

 

来年以降　似たようなイベントを開催するときに

 

 

地域の皆さんへの啓蒙活動に有効な方法を考えるように

 

なるのではないかと思います。

 

企画、参加されたみなさん、お疲れ様でした〜

年1回行われる、九州沖縄ブロックのDMAT実動訓練が今年は

 

鹿児島県を中心に行われ、当院を含むたくさんのDMATが

 

大隅半島の肝属（きもつき）地区、曽於（そお）地区に派遣され

 

 

院内訓練と連携した病院支援や情報管理、避難所のスクリーニング

 

 

活動拠点本部の運営訓練などを現地病院のみなさんと行いました。

 

また鹿児島県庁に置かれた県保険医療調整本部とは、ZOOMを用いた

 

Web会議も行われ、離れた拠点で会議が行えることの凄さも感じましたが、

 

 

災害時のごった返し、雑音の多い環境での音声会議の難しさも感じ

 

文字情報を活用することが必要だなという実務的なこともわかりました。

 

 

院内だとなかなか集まれないDMAT隊員のほとんどが参加したため

 

訓練前日、乾杯する前に

 

これからの院内の災害対策、準備、訓練などについて

 

どうしていくか、ということについてもしっかりした議論ができました。

 

 

今回の実働訓練は土日の2日間。

 

金曜の午前はドクターカーを含む通常勤務に従事

 

午後の飛行機で翌日の参集拠点に近い宮崎へ

 

土曜日は朝７時出発で、鹿児島県の鹿屋医療センターへ

 

 

訓練終了後は、情報交換会と翌日の検証会のため鹿児島市内へ

 

二次会は県外DMATのみなさんとさらにDeepな訓練の振り返り

 

 

日曜日は、市内で訓練の事後検証会に参加

 

検証会後は、月曜日からの通常勤務をするために宮崎空港へ移動

 

 

宮崎−福岡からの、福岡−那覇で沖縄へびゅーん、びゅん

 

レンタカーは、なんと２日間で「３８０km」

でも、使ったガソリンはたったの　１５L

 

燃費　驚異の　「２５km/L」

 

恐るべし、プリウス。