表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

平成26年度那覇空港航空機事故対策訓練

那覇空港で行われた

平成26年度 航空機事故対策総合訓練に参加しました。

 

IMG_2625

 

訓練は、乗客乗員54人を乗せたボーイング737型機が

着陸後に第2エンジンから出火し、

機体の後の部分まで延焼、多数の負傷者が出たと想定して行われました

 

IMG_2634

傷病者役の皆さんはムラージュと呼ばれる

特殊メイクで模造された傷や血液などが施されており

臨場感あふれる訓練でした。

 

IMG_2669

 

ハートライフ病院は

赤タグのついた重症患者が搬送されてくる

第一救護所を担当

 

IMG_2662

災害の基本原則である

CSCATTTに則った形で

治療や搬送の優先度を決める

二次トリアージを行い

傷病者の初期安定化を図ったのち

然るべき医療機関へ安全に搬送(搬出)する

という仕事を行いました。

 

IMG_2665

先月ようやくDMAT指定医療機関として認可されたばかりではありますが

これで3回目の訓練に参加

なんとなく、DMATがどんなものか

わかってきた気がします。

 

 

千葉大学救急集中治療部 織田成人先生 特別公演

敗血症診療の日本版ガイドラインを作成、編集された

千葉大学 救急集中治療部の織田成人教授による特別公演を

当院でおこなっていただきました。

IMG_2677

 

院内からは医局、

ERのメンバーに加え

集中治療を行うICUのメンバーも多数参加、勉強させていただきました。

IMG_2678

 

最後の質疑応答では

研修医の先生が直接手を上げて、

織田教授直々にガイドラインや実臨床での疑問点にもお答えいただきました。

 

自分が研修医の時には、とても手を上げて質問なんかできなかったので

当院の研修医の先生の成長が非常に嬉しく、頼もしくもありました。

 

がんばってるね〜

 

あなたのプレゼン誰も聞いていませんよ!

ガー・レイノルズのシンプル・プレゼンテーションを読み「パワーポイントによる死」といわれる せっかくのスライド提示にもかかわらず聴衆のみなさんが寝てしまう状況を回避するためのいろいろを勉強したのが数年前。

 

それから、自分のスライドを見直し、せっかく聞きにくれているみなさんに、すこしでも何か得るものを・・とおもって『One slide, One message』を伝えられるように工夫をするようになりました。

 

今回、学会にでている本屋さんでで、日本の医学部の大学教授が書かれたこの実践本を読ませていただきました。

IMG_2610

書籍や論文の中では有用な箇条書きも、スライドの中ではパワーポイントによる死にまっしぐらというのは、衝撃でした。

 

ほーほー、なるほど

とおもわせることがたくさんありました。

 

院内の講演会ならできるけど、標準偏差や95%信頼区間などの情報が必要でどうしても文字が多くなってしまうんだよねと悩んでいたこともちょっと解決できそうです。

 

次の研修医の先生の学会発表の準備をはじめなくてはいけない時期です。

痛み、しびれのためドーピングをしながら?(ちゃんと薬を飲みながら・・)そろそろ始めなくてはてす。

 

ハッピーハロウィーン

Sんざと先生、一ヶ月の循環器(+救急)研修の締めは

 

毎年恒例のハロウィーン回診

 

師長さん直々に着付けをしていただき

 

IMG_2546

 

通常だと土曜日に行っている循環器総回診をおこないました。

はじめてのハロウィーン回診でAきもと先生の表情はちょっと硬いですが

 

毎年この変身をまちかんてぃーしてる Y座部長はとっても笑顔

 

IMG_2549

 

 

病室では、僕たちの姿を見て

患者さんも、なぜか!?笑顔・・

 

 

いっつも

こわい顔をして回診しているつもりはないのですが

 

やっぱり、ちょっと笑顔が足りない

 

時もあるのかもしれません。

 

10749470_595648500557363_2016948994_n

 

 

そんな時は魔法の杖で唱えましょう

 

笑顔で親切、ハートライフ病院!

 

なんてね

実践

救急学会でいろんなことを勉強してきました。

勉強したことは、学会に参加できなかったみんなに伝えることが大事です。

ということで

IMG_2541

 

 

救急搬送のとぎれたところで

研修医の先生たちと

研修医の先生をモデルにして

 

『実践』

 

 

 

IMG_2537

予想以上に

よく見えます。

 

水晶体、硝子体、網膜・・

これで

眼科救急もどんどんござれ!! です。

 

 

 

日本救急医学会総会

 

福岡で行われた日本救急医学会総会で研修医のN田先生と発表をしてきました。

 

N田先生は、琉球大学からのたすきがけ研修でハートライフ病院へ来て、

 

救急だけでなく、集中治療も、というより 

救急搬送された患者さんの初期治療から集中治療、一般病棟に移り、退院まで

 

 すべて診せていただきたい、という昔の医者っぽい、先生でした。

 

IMG_0267

 

 

学会発表も当院の研修医の先生に、と思っていましたが、

 

「自分、(R大での研修で)学会発表、したことないんですよね。

 

もしよろしかったら、

いや、先生たちのご迷惑でなければなんですけど

 

自分に発表、させてもらっていいですか?

 

ちゃんと、がんばるんで、お願いします!!」と頼まれ

 

当院での症例をまとめて全国学会に出してみました。

 

すると、

IMG_2511

発表の2ヶ月前から、

 

「自分、土曜日なら大学の研修ないんで、お邪魔してもいいっすか」と

 

毎週

 

スライドを作り、データをまとめやってきました。

 

「どうっすか、ここのところがちょっと・・・なんで・・・」

「自分調べてみたんすけど、わからなくって・・・」

「この論文、読んでみたいんですけど、

お願いして(手に入れてもらって)もいいっすか?」

などなど

この熱い感じ!!久しぶり

の研修医の先生でした。

 

IMG_2517

 

なので発表はいたって堂々!!

予想外の質問に対しても、ぱしっと答えました。さすがでした。

 

ただ、

「 緊張したっす」

「 だって、財布もホテルに忘れてたのに気づかなかったっすもん」

おいおい、財布はちゃんと持ってきてください。

指導医の財布は、先生の財布、ではないですから・・

 

ま、がんばったからいいでしょう!

 

あとは、後輩もしっかり指導していってね〜

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて・・」

 

ちょうど1年前は救急科を研修していた2年目のS里先生。

 

自分から・・ということはしない控えめな先生でした。

 

ですが

 

あれから1年

 

「いいですか、診せてもらって・・・・」
「あと、自分がやっておきますから・・」
「準備しておきますので、いよいよの時、そばで見ててもらっていいですか?」

 

 と姿勢が変わってきました。

 

IMG_2498

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

 

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

 

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

 

 

いい言葉です。

 

そのとおりだ、と思います。

帯状疱疹の痛み

ここ3週間、帯状疱疹のひどい痛みとしびれで苦しんでいます。

 

IMG_2428

♯#〜でも時々目をつむって考えるんだ、暑い夏が来たらどんな感じだろうなって、

もしも夏が今来たら思い切り遊んで楽しもう〜〜##

 

というオラフの気持ちが非常にわかる今日この頃

maxresdefault-1

 

##〜痛くない時期が来たらどんな感じなんだろうな・・
もしも痛くなくなったら思い切り遊んで楽しもう・・ ##って

 

準備もまだまだ頑張らなければいけないのに、

来週の学会、耐えられるか・・

頼んだぞ、N田先生!

フルマッチ

 

医師臨床研修マッチング

 

という

 

 

スクリーンショット 2014-10-24 13.57.21

就職お見合いの結果が出ました。

 

来年も6名、

順調にいけば

新しい研修医の先生が当院に来てくれる

予定となりました。

 

フルマッチ

 

 

ただ、これから卒業試験、国家試験を無事合格したら ということですが

なんとか、あと半年頑張って

来年、一緒に働けたら

と思っています。

 

ちばりよ〜〜!!

未来の先生たち〜〜!!

 

 

台風19号

台風19号が去り、少し秋?らしくなりました。

金曜日の夕方、強風域なのに予想以上の風で暴風警報が出ました。仕事帰りにあわてて近所のサンエー西原シティに買い出しに行きました。

前評判がすごかったこともあり、停電に備えて、パンやクラッカー、お菓子、缶づめを買い求めました。

と、研修医1年目のF先生に会いました。

いつもまっすぐなF先生は、時折話しかけてもまっすぐで、聞こえていないらしくスルーされることがあるので、今日は特にプライベートだしな、と少し躊躇したのですが、話しかけることにしました。

まっすぐな視線の先に私が入ったようです。ニッコリ笑顔で挨拶してくれました。

パンやお菓子や缶詰、子供が最後の1パックをゲットして誇らしげだったチキンラーメン(これは停電するとオール電化な我が家では調理できないぜ)など、いわゆる非常食だらけな我が家の買い物かごと対照的に、F先生のかごには、豚バラ肉とまいたけが。

「パスタ作ろうかなと思いまして。」

と。停電したらどうすんのかなあ、と思って、不思議な顔になったのに気がついたのか、

「ぼく、結構料理するんですよ。」

と。ガスコンロあるんだ~、と思っていますと、

「明日の夜当直なんですよ~。」

「私も、日曜日の朝救急なんだよね。前の日から病院入っといたほうがいいかなあ。」

「明日の夜から日曜の朝が一番風が強くなるみたいですよ。そのほうがいいかもです。」

沖縄の台風情報は、アメリカが出しているやつが一番正確だよ、と誰かがおっしゃっていましたが、

私は、個人的に、沖縄のDNAが濃くて、ずっと沖縄に住んでいる人の予想が一番当たっているように思っています。

F先生はどう見ても生粋の沖縄DNAでずっと沖縄に住んでいます。

よし、やっぱり前日に病院に入ろう。

と心に決めて、土曜日の夜、台風の目に入ったのか風が止んだ時に病院に入りました。

日曜日の昼前、医局でF先生に会いました。

「土曜日の夜風が止んだ時に病院に入ったよ。」

と声をかけますと、

「パスタ作りましたよ~。」

と、当直明けのF先生が笑顔で答えてくれました。

台風の中の当直、お疲れ様でした!

« 前ページへ次ページへ »