表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

与那原大綱曳

ハートライフ病院から10分南に走ると

「与那原(よなばる)」という地域があり

 

「与那原大綱曳」が有名です。

 

IMG_6974

 

 

今年もたくさんの外国の方も含めた観光のみなさんと一緒に

前日の雨でぐちゃぐちゃになった土の上を

一生懸命、綱を引きました。

 

IMG_6970

 

東が勝つと「國豊」

西が勝つと「民栄」

 

どっちが勝っても、いいことが起きそうです。

 

綱引きが終わると、夏休みもいよいよ後半。

 

たまっている残りの宿題(学会の抄録・・)も、

仕上げにかからなくては・・ですね

電撃傷

今週のER勉強会は「電撃傷」

 

形成外科が充実したこともあり、

熱傷患者の診療にも積極的に携わることになった当院。

 

全国で、年間 100名程度しか発生しない

つまり、なかなか経験しない疾患ではありますが

いつ、目の前にそういった患者さんが現れた時でも

 

びしっ と対応できるよう

 

 

IMG_6882

 

Wくがわ先生が、きれいにまとめてくれました。

 

途中、

 

「直流」や「交流」、 「電圧」や「電流」 など

 

昔、物理で習ったはずのことだけど

さっぱりわからなくなってしまったことは

 

IMG_6884

 

 

Mかる先生が、ぱしっ、ぱしっと教えてくれました。

 

なぜ、そんなに詳しいのか

知っていることが当然なのか

自分にはわからないことだらけでしたが

 

医療の知識だけではなく、

幅広い知識が求められていることは

 

間違いないようです。

 

スピードを落とさない

救急車で搬送されて来る場合、

 

「重症かも!」のスイッチは最初で入っている!!ため

 

どんな重症なのかと 全速力で、

 

診断のために検査、治療をすすめていきます。

 

IMG_6235

 

Walk inで来られた患者の場合、

ん? たぶん大丈夫じゃない? 歩いてきたし・・と

 

「この患者さん、重症かも!」のスイッチを入れるのが遅れる事があります

 

 

「ぴっ、ピ〜〜、あぶないで〜〜す!!」

 

IMG_6236

 

「この患者さん、危ないかも」の スイッチは早めに入れ、

 

大丈夫!と確信がもてるまで

 

診断、治療のスピードは落とさない!!でくださ〜〜い

 

 

これは

 

「オーバートリアージは容認(重症患者を見落とさないように)する」

 

という、救急、災害での基本的な考え方と近いものと思っています。

 

 

だって、一旦落としたスピードはあげにくい、

だから、

とにかく最初は、全力で、全速力で、

診療を心がけていきましょうね〜!!

 

リハビリ志望

 

内科、外科、小児科、整形外科、放射線科、耳鼻科、皮膚科

 

いろんな科を志望する研修医の先生がいますが

2年目のF久原先生の学生時代からの志望は「リハビリのドクター!!」

 

IMG_6754

 

 

循環器研修の最後に行った 心リハ勉強会でのプレゼンテーションでは

 

目標としているリハビリ専門医の姿と

 

その前に研修、勉強すべき道がしっかり見えているよう、でした。

 

 

2年目もそろそろ後半に突入・・

 

来年以降の進路についても、悩み始める 「夏休み」 ですね!

 

当直明けに

当直明け、

つかれた体と心に

冷えた生ビールが飲みたい・・と

 

できちゃ〜潰れるお店が続いていた店舗なのに

 

最近できたばかりにもかかわらず、

なんだか混んでいる、流行っているなぁと

 

IMG_6847

 

気になっていた「もつ焼き酒場」に行ってみました。

 

土曜日とはいえ

5時開店にもかかわらず、6時にはほぼ満席

 

IMG_6851

 

「大衆・・・」というにふさわしい

 

この価格

まずまずのボリューム

 

IMG_6853

 

「もつ(ホルモン)」は今までずっと嫌いでしたが

 

ここのもつ(ホルモン)焼きは

 

あり

 

かもしれません。

 

 

Mかる救急部長

元外科医の救急部長 Mかる先生

急性腹症の画像診断については、やっぱり専門家です。

 

Dr M

 

 

初歩的なCTでの臓器の探し方から

手術の際の注意点について豊富な経験をもとに説明していただけます。

また、CTがない病院でも困らないように

レントゲンの所見についても必ず一言追加してくれます。

 

IMG_6842

 

外傷患者での縫合や止血などについても

研修医の先生のレベルに合わせた指導をしてくれることが

当院救急研修の評価を高めているんだと思います。

 

地に足をつけ、目の前に運ばれてくる患者をNoと言わずに助ける

そのためには、基本が大事、基本に忠実に、勉強させて頂いています。

 

いつも見守っていただき、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

循環器研修の心電図読影

子どもたちは夏休み

ラジオ体操で朝が始まります。

 

IMG_6599

 

が、病院には夏休みはないので

「また仕事?」と言われながらも

毎日、普通に仕事が続いています。

 

 

7月はFくはら先生とTもよせ先生が循環器内科で研修を

心カテやペースメーカー、負荷試験などもありますが

病院の治療の一番は入院患者様への適切な治療

 

循環器内科では毎週土曜日に、総回診として

 

FullSizeRender 5

 

循環器の先生たちが診ている入院患者様の

回診を行い、情報を共有

治療方針についての意見をまとめています。

 

IMG_6621

 

 

回診が終わった後には

人間ドックでとられた心電図を

専門医と一緒に読影するトレーニングを・・

 

月末に、予定している「夏休み」を楽しみに

今日も頑張って診療を続けます。

 

火災訓練 2015

お昼の外来がちょっとあく時間帯に、火災訓練を行いました。

 

IMG_6812

 

いわゆる避難訓練だった2012年

 

から、CSCA/TTTを考慮した本格的な火災訓練として3回めの訓練

 

IMG_6776

 

「病棟での火災発生」の設定ですが、

 

指揮命令系統の立ち上げ(Command and Control)

 

安全確認の3つ(Safety: Self, Scene, Survivor)も、すいすい

 

 

 IMG_6796

 

災害対策本部が立ち上がれば

すみやかに現場の状況、職員、患者様の所在、安全が報告され

(C:communication 情報伝達)

 

IMG_6785

 

院長、看護部長、医療技術部長、事務部長を中心とした本部には

業務調整員として、総務課や事務の方たちが経時記録(クロノロ)が記録され

 

本部の皆さんにより必要な情報の評価(Assessment)がされていきます。

 

 

IMG_6800

 

 

混乱した、はじめての災害訓練をした2013年

 

少し形になってきた2014年の火災訓練

 

DMATが認定、災害への理解が深まりつつある2015年の災害訓練

 

 

回数を重ねるたびに、よりよい災害対応ができるように

なってきている気がします。

 

3年かかりましたが、ようやく形になりつつあります。

 

次の多数傷病者対応訓練も楽しみになってきました。

 

褥瘡回診とWOC Nurse

毎週木曜日は褥瘡回診です。構成員は、形成外科医、皮膚排泄ケア担当看護師、褥瘡委員会看護部責任者(7階病棟師長)、栄養士、理学療法士です。

沖縄は高齢化社会でも特に先進的な超高齢化社会です。重症患者、高齢患者であればあるほど、皮膚トラブルが多くなります。診療各科のそういう患者に発生した褥瘡を早く治癒できるように形成外科は、人知れず活動しています。

看護師の専門制度としてWOC nurseがあります。

W : Wound 創傷

O : Ostomy 人工肛門、人工膀胱

C : Continence 失禁

の専門看護師です。

このたび、うちの病院からも誕生とまではまだいっておりませんが、その資格を得るための試験に40人中20人の中に選ばれて合格し、来週から勉強に行くことになり、今回、勉強に行って認定看護師になって帰ってくる前の最後の褥瘡回診となりました。

また、看護制度が変わり、看護師ができる特定行為の幅が広がる法案が今年の3月に発令され、この10月からはじまります。

創傷関連では、褥瘡の壊死組織のデブリードマン、止血、ドレーン抜去から、他科では、胸腔ドレーン抜去や胃瘻・膀胱瘻カテーテルの交換、中心静脈カテーテルの抜去、インスリン投与量の調節なんてのもあり、かなりの行為が資格を得た看護師が行うことが可能となり、先日の形成外科系の学会である、日本創傷外科学会でもどのようにチーム医療を実践していくか、議論されたところです。

WOC nurseの卵であるKさんかいっそうたくましくなって帰ってくることを祈っております。

ちなみに自分は一応の褥瘡対策委員長ですが、もはや用済みか、みんながうまくやってくれているので、臨床写真撮影係となっております。

DSCN8089

一番偉そうな人が、WOC nurse(の卵)です。

Sim marathon at Okinawa, 2015

東北大学から遠藤智之先生をお招きして

三次救急の超リアルシミュレーション

Sim-marathon at Okinawa, 2015 を開催していただきました。

 

IMG_6710

 

 

2012年の冬に、初めて受講

その際に感じたことを教育に活かし

 

2013年の冬に、2年目、1年目の研修医を連れて参加

その時期に足りないもの、ことを認識、反省を活かして

 

 

IMG_6650

 

 

ちょっと控えめ当院の研修医の先生たちも

 

いつも一緒に働くみなさんとということで

チームビルディングを行い

リーダーシップが発揮できるようになってきた気がします。

 

IMG_6716

 

当直明け、夜勤明け、当直前の方も含め

ERの看護師さん、ICUの看護師さん

循環器・呼吸器病棟の看護師さん、MEさんなど

朝から晩までのマラソンのようなシミュレーション(Sim-marathon)に

合計26名の皆さんに参加して頂きました。

 

IMG_6661

 

すべてが、実症例ということもあり

臨場感、切迫感は

心電図のアラームに合わせて

ぴーん、ピーンと高まっていきます。

 

IMG_6701

 

すべてが重症症例

 

また、今回特別に準備出来た

ECMO(PCPS)のプライミング

遠藤先生手作りの模擬血管への穿刺、カニュレーションも経験

 

IMG_6704

 

いざというときに

指導医がいなくても

助けられる、頼れる先生たちに成長できたんではないか

と思っています。

 

IMG_6708

 

ただ、勉強になった・・だけでは忘れてしまいますので

昨日の経験を、自分の力にするために

しっかり、復習もしないとダメですよ〜

 

一番身近なところでは

 

IMG_6718

 

次の当直

次の救急搬送で

実践! です。

 

 

IMG_6721

 

これからのみなさんの成長が

きっと台風の中、外勤明けの疲れた体にムチを打ち

予定を一日早めて、飛んできていただいた

遠藤先生への恩返しになると思っています。

 

IMG_6730

 

 

遠藤先生

すばらしいシミュレーションでした。

 

本当にありがとうございました。

 

« 前ページへ次ページへ »