表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

心臓血管研究所 山下武志先生

心臓血管研究所の山下武志所長と

大塚崇之先生をお招きしての 循環器講演会が当院講堂で行われました。

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非常に明快な論理で

高齢者の心房細動にどう対峙していけばよいか

ということを勉強させていただきました。

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懇親会には、院長先生にも最後まで参加して頂き

不整脈だけにかぎらず、他の循環器疾患への治療の動向や

問題になっている内科の新専門医制度のことや

たくさんの資料をどのように整理しているかなど

普段聞けないお話をたくさん教えていただくことができました。

 

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本当に勉強になりました。

 

ありがとうございました。

 

近代消防2月号

一般の方には馴染みが少ないものの

消防、救急隊のみなさんでは知らない人がいない

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「近代消防」という雑誌の特集に

 

当院をはじめとした沖縄県中南部を中心にひろがる

 

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救急車からの心電図・画像伝送システムの特集が

掲載されました。

 

細かい内容については

掲載された文章をよんで頂きたいのですが

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大事なことは

 

病院内だけが強くなっても、地域は守れない

 

地域を守るためには、救急力、消防力の強化が必要

 

で、そのためには

 

feedbackを迅速に、できるだけFace to faceで行うこと

 

救急隊との連携、協力、ともに成長する姿勢が

 

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もっとも大事

 

そして、この心電図伝送がなぜ沖縄のこの地域で軌道に乗っているかというと

 

病院と消防との顔の見える関係

 

以上の、

 

名前で呼べる関係があるんじゃないかと考えています。

 

良いと思うから計画する(P)

行ったことに対しての評価(D→C)

そしてその都度、改善していく(A)

さらに良くするために計画する(P)

 

このPDCAサイクルをこれからもしっかり

まわして、もっと地域のみなさんに信頼してもらえるよう

努力を続けていきたいと思います。

 

今回は、特集記事に掲載して頂き、本当にありがとうございました。

 

今週は、循環器講演会

今週は、循環器内科の特別講演会が行われます。

 

あの、「山下 武志 先生」をお招きしての講演会が

 

院内で聞けるなんて、涙、涙 です。

 

思えば、学生時代に抗不整脈薬がさっぱりわからず

 

山下先生の書かれたものを読み

 

「あ〜、なるほど〜、そういうことだったんだ」とはじめて理解出来ました。

 

1月特別講演の案内 院内用

 

あれから、20年

 

常に循環器のトップを走り続け、発信し続けられ

 

あちこちでの講演でお聞きするたび、

 

「やっぱり頭がきれる先生って、こういうことを言うんだなぁ」

 

「難しいことを簡単に、だれにでもわかるように説明できる」

 

ことの素晴らしさをその都度、痛感させていただいています。

 

 

さらに、今回は

 

毎月、カテーテルアブレーションのためお手伝いを頂いている

 

心臓血管研究所付属病院の不整脈担当部長の

 

大塚先生からも講演を頂ける予定になっています。

 

講演の開始時間がちょっと遅いのが申し訳ないのですが、

 

もしご参加を希望される方がいらっしゃいましたら

 

地域連携室まで事前にご連絡を頂けましたら幸いです。

 

 

病院救命士の追加募集始まりました。

ハートライフ病院で運行するドクターカーの緊急走行をし

 

事故、災害現場などでの

 

病院前診療を安全、確実にサポートしてくれるプロとしての

 

ER-Aideを追加募集 

 

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することが決まりました。

 

 

現在までのドクターカー運行件数は、約20件/月

 

今のところ

 

平日日勤帯だけの運用なのでだいたい1日1件ペース。

 

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ただのドクターカーの管理、運転手を募集しているわけではなく

 

病院前のプロである 消防・救急隊との緊密に連携し

 

病院内のプロである 医師・看護師を病院前に投入、

 

病院前でも院内と同様、最大限の力を発揮できるようサポート

 

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搬送後も根本治療までの時間を短縮し、救命の質を向上させるため

 

ERだけでなく、ERに関連する病棟やICU、緊急検査室とも連絡

 

などの診療補助業務も日常的に行い、

 

病院内でも顔の見える、必要とされる関係を構築

 

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日常の救急診療、フィードバック、レクチャー、院内講演会などで

 

学校では勉強できない、リアルワールドの救急を勉強しながら

 

救急隊としての活動だけでは経験できない

 

医学的知識や現場の経験も、特別講師の先生からの習得も可能

 

また

 

災害におけるDMATの活動や訓練にも積極的に参加でき

 

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さらに

 

全国の救急病院がどんな診療をしているか

 

当院ERが行っている診療の質を高めるために何が必要か

 

ということを勉強するためにも

 

全国学会への発表なども行い

 

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その経験を

 

救急蘇生コースや、病院前教育コースにも活用。

 

そして

 

病院前診療のもっとも大事な、地域住民への啓蒙活動

 

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として、地域の救急フェアなどのイベントへも

 

病院や、医療への興味を高めてもらう活動にも参加していただきます。

 

 

全ては、地域の皆さんの日々の生命・健康を守るため

 

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元気に帰りを待つ家族の、明日の笑顔のため

 

一緒に、沖縄県中南部地域を守ってくれる

 

熱い気持ちをもった救命士の方を募集します。

 

 

ER改築の日程表も昨日、提示され

 

2月からは本格的な工事もはじまり

 

今まで以上に忙しくなることが予定されます。

 

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僕達と一緒に地域を守ってくれる仲間、

 

一緒に勉強し、成長していける仲間を

 

ハートライフ病院ERでは待っています。

 

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募集が一定数に達した場合には、

すぐに選考、採用し、勤務をしていただきます。

 

やりがいはきっとあり、やる気があれば必ず成長できると思います。

 

ご興味のあるかたが近くにいたら、ぜひ、ご応募を!!

 

シアノキット 準備しました。

「急性シアン中毒への解毒剤」と言われても

 

ピン(!)

 

とこないかもしれませんが

 

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「青酸カリ」といわれれば

 

あ〜(!!!)

 

とおもう方も多いかと思います。

 

また、「コードブルー」でのドクヘリの中で

 

看護師 冴島さんが、意識が朦朧となり、ガッキーも倒れ、山Pが

 

中毒として除染施設を立ち上げ、災害対応をした・・と言われると

 

あ〜(!!)

 

あのシーンか〜と思う方もいるかと思います。

 

で、

 

それが何か??

 

と思う医療関係者は、要注意です!!

 

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というのも

 

工場の爆発や、火災現場でプラスチックや合成繊維が燃えると

 

シアンは発生し、一酸化炭素中毒に合併するそうです。

 

そして

 

閉鎖空間での火災では、シアン中毒の発生を常に疑わなければいけません。

 

そして、このシアン中毒への解毒剤として利用できるのが

 

唯一この「シアノキット」になるということです。

 

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離島ならではの問題かもしれませんが、

なんと、沖縄県内には 卸の薬局さん含めてこの薬剤の保管が

されておりませんでした。

 

使用する頻度がなかったといえば、よかった、かもしれませんが、

 

もし次の火災や、被害者、被害者を助けようとした第三者の方が、

 

シアン中毒だった場合

 

搬送された病院で、同僚にシアン中毒が広がった場合・・

 

有効な解毒剤が、沖縄県内に、ないから 仕方なかった・・

 

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とは思いたくなかったので、

 

当院の薬局、薬事審議会で相談し

 

1キットですが、保管してもらえることになりました。

 

 

当院は、沖縄県内唯一の

 

「熱傷専門医認定研修施設」であり

 

 

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また

 

県内に2人しかいない 日本熱傷学会の認定する

 

熱傷専門医」のいる施設です。

 

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救命救急センターではなくても

 

大学病院ではなくても

 

地域のみなさんの日々の命のため、

 

沖縄で暮らすみなさんの、明日の生活のために

 

当院は今年も、全力を尽くしていきたいと考えています。

 

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最後に

 

シアン中毒を疑うキーワードをおさらいしましょう。

 

 「急速な症状の増悪」

 

「著明な乳酸アシドーシス」

 

「静脈血酸素飽和度の上昇」

 

「チアノーゼを伴わない低酸素血症」

 

です。

ラジオいきいき健康アイランド

地域住民のみなさんへ

 

入院が必要となるような大きな病気をする前に

 

しっかり検査、必要なら治療をと

 

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護得久栄昇(ごえくえいしょう)先生

 

とラジオ番組に出演した循環器内科の秋元先生

 

ちゃんと

 

「ちゃめー」

 

「ちんだみするよー」

 

を言えたかなぁ!?

 

みなさん、要チェックですよ

 

「わかるよね〜〜」

 

平成30年 謹賀新年


あけましておめでとうございます。

 

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年末年始、全然、休んだ気もしませんが、

 

年もあけ、平成30年が始まりました。

 

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たくさんの患者さんに訪れていただいた年末年始の救急外来。

 

頑張って働いてくれたスタッフのみなさんに感謝!!」

 

頑張って働いてくれた研修医の先生たちにも感謝!!」

 

頑張って働いてくれた指導医の先生たちにも感謝!!」です。

 

・・・もちろん自分も含めて、ですが

 

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さあ、今日から 通常診療も始まりました。

 

 

来週、更新予定だったCTの管球が壊れるというハプニングもありましたが

 

平成、最後の一年が幕を開けました。

 

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今年も目一杯

 

走り抜けていきたいと考えています。

 

 

よろしくおねがいします!!

2017年 納会

いろいろあった「2017年」

 

明日、12/30も午前中は外来もありますが、

 

職員のみなさんが参加し、納会が行われています。

 

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新しく仲間になってくれた職員もいれば

 

残念ながら今年、今年度で去っていく職員もいます。

 

でも

 

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この病院で同じ目的を持って、一緒に働けた、がんばったことは

 

私達病院スタッフにとっても、貴重な財産になったと思っています。

 

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チャンスの女神には、後ろ髪はないそうです。

 

新しい職場、環境に移ると決めたみなさんは

 

自分にとってのチャンスを掴み取ろうと、飛び出すんだと思います。

 

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残って欲しい、気持ちもありますが

 

挑戦を留めることは、彼らにとっての成長にはつながらないと

 

知っているので、あえて引き止めはしません。

 

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ですが、もしまたいつか

 

お互いに成長して、同じ目的に向かって戦おうと思った時には

 

自信をもって向き合えるよう自分たちも成長して、

 

いつでも待っておきます。

 

 

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それぞれにとっての新しい年が

 

来週には始まります。

 

 

ハートライフ病院の職員の皆さんにとって

 

輝ける2018年になることを期待して

 

 

今年一年、本当にお世話になりました。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

また来年!

クリスマス回診

なんだかんだで恒例となった

 

クリスマスの総回診

 

与座先生のサンタ姿も違和感が全くありません。

 

 

 

2017年

 

循環器内科はスタッフが5名

 

と久しぶりの充実した一年

 

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カテ室も2室に増え、脳外と並行しての緊急カテも可能となり

 

不整脈へのアブレーション治療がはじまり

 

シャントや末梢血管への血管内治療件数も増え

 

心電図伝送も軌道に乗り、Door to Balloon timeがさらに短縮

 

ドクターカー搭乗医師にAきもと、Nかむら先生が加わったお陰で

 

診療所まで重症患者のお迎えにドクターカーで向かったり、

 

大動脈解離の患者様を心臓外科のある病院へ緊急搬送をしたり

 

ECMOを同時に2台回していても、特別感はなくなりました

 

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心臓に強い!

 

救急に強い!!

 

総合力で地域を守る

 

ハートライフ病院の循環器内科

 

来年は、今年以上に質の向上をはかっていく必要があります。

 

 

学会にも今年以上に発表ができるよう

 

スタッフともども頑張っていきたいと考えています。

 

来年もよろしくお願いいたします。

前橋日赤 小倉崇以先生 特別講演

今年最後の勉強会として

前橋赤十字病院の小倉崇以先生をお呼びして

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「ECMOの過去、現在、未来〜症例から学ぶECMOのノウハウ〜」

としての特別講演をしていただきました。

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VA-ECMO(PCPS)の管理、導入については日本はトップクラスにも関わらず

当院も含め、呼吸不全へのVV-ECMOでのECMO離脱率、社会復帰率が

どうしても低い現状を打破するために、経験の豊富な施設から

学会での発表や論文など紙面に発表された情報だけでなく

実際の管理の方法などを勉強させて頂く必要があり

また、

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卒後10年未満にも関わらず、AHAやWHOにまで呼ばれるその実力を

どのように市中病院で身につけていったのかなど

当院の研修医の先生にとってもモデルケースになれるのではないかと

だいぶ寒くなった沖縄にいらしていただきました。

そして

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せっかくの集中治療領域のトピックスでもあったので

当院だけではもったいないと考え、院内講演ではありましたが

県内の救急病院、研修病院へ講演会の情報を提供した所

50名を越える皆さんに集まって頂け、情報交換会にも

県立Nんぶ医療センター、Tみ城中央病院、Uらそえ総合病院からも

参加頂けました。

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今までの管理とはだいぶ違う ECMO管理は

これからきっと沖縄県内で急速に広まり、

今まで以上の救命、社会復帰症例が増えることになる

大きな転機となる講演会だったと考えています。

 

小倉先生、遠い所ありがとうございました。

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