表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

勤務医の過重労働・・

 

NHKのニュースで当直明けに通常勤務をしている医師が8割近くになり・・

 

というニュースをやっていました。

 

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当院でも、出勤すると「ピっ」、退勤するときにも「ぴっ」と

 

勤務を把握するシステムがあります。

 

ありがたいことに

 

当院でも当直明けには帰るように、と言っていただいております。

 

ただ、どうしても、緊急手術が必要な場合や

 

専門的な医療を提供する必要がある場合には残らざるをえません。

 

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すべては、地域の患者さんのため、助けられる救急のため、

 

 

でも、ちょっと気づいてほしいことがあります。

 

「当直明けの手術は担当医を避けるようにというシステムが出来てきて

 

当直明けに帰るようになった専科の先生たちの午後の外来が減った分の

 

時間外患者さんの診療を誰がしてるか、診てるかを知ってますか? 」

 

 

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「緊急じゃないなぁと思っても、時間外の診療を救急で診てるんです。

 

患者さんにとっては誰が診ても、ハートライフ病院で診てもらった

 

となります。

 

 

なので、責任を持って指導医がつき、診療させていただいています。

 

入院が必要になる場合、とくに内科、外科、整形外科の先生には

 

大変お世話になっております。

 

 

 

どこの病院も救急搬送件数は増えています。

 

重症患者様、緊急患者様の診療で結構、けっこうがんばっていますが

 

熱い想いの仲間が増えるまで、もうちょっとだけ頑張ろうと思います。

 

がんばれるかなぁ!?

 

第38回救急症例検討会

今年初で、今年度最後の救急症例検討会が行われました。

 

今回は、病態把握が困難な重症患者、

 

高所からの転落外傷患者と

 

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複数の消防機関、ドクターカー、ドクターヘリが連携、活動した事案についての

 

検証、事案検討でした。

 

非常に活発なディスカッションとなり時間がちょっとおしてしまいました・・

 

 

そして参加人数は

 

なんと

 

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脅威の「122名」

 

 

院外から「76名」、院内からも「46名」と

 

どうしても少なくなりがちだった病院前医療を中心とした勉強会に

 

時間外にも関わらず、たくさんの院内スタッフに参加頂けたのは

 

ようやく、院内のみなさんにもドクターカーをはじめた意味や

 

病院前医療の重要性をちょっとずつですが、

 

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伝わってきているのではないかと感じられました。

 

また、

 

今回は年に一回の、病院のOfficialな情報交換会を開催できました。

 

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検討会での質疑応答も充実していたのですが、

 

実際のところはどうなの? どうしたら良かったと思う?ということなど

 

普段は、なかなか答えてもらえない、病院への想いなども

 

たくさん教えていただくことができました。

 

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こういった連携が増えていくことで

 

もっと今まで以上の救命、社会復帰ができる地域・施設になっていくと

 

確信がもてる、そんな懇親会にも多分過去最高の

 

30名を越えるみなさんに参加して頂くことができました。

 

遅くまで熱い想いを聞かせていただいたみなさん

 

勉強会にご参加いただいたみなさん

 

発表していただいた研修医のIかわ先生、Tいら先生

 

ほんとうにありがとうございました。

肉汁中華そば

たまには、仕事以外の投稿を

 

ハートライフ病院の駐車場がある西原町には

サンエー西原シティという大きなショッピングセンターがありますが

そこから少し坂田の方に登っていくと右側に

 

百年本舗 肉汁中華そば

 

と書かれた気になる看板があります。

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その百年本舗の

「肉汁中華そば」が

結構美味しい。

 

最初は、どうかな? 半生じゃない? この肉・・

肉汁・・っていわれると、肉汁って感じ・・

と思うのですが、食べ進めると

この醤油ラーメンが結構好き、うん、おいしいかも

となっていきます。

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もし近くまで来られる方、住まれている方、

食べてみる価値はあると思いますよ〜

 

左側のThe Bigの向かいです。

 

気分転換

天気のいい、せっかくの日曜日ですが、

 

研究会に参加した半分近くの方が、携帯をいじっている

 

という、何のためのプレゼンか、誰のための集まりか

 

目的が曖昧で、若干退屈な研究会でぐったりした後に

 

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気分転換に、魚釣りにいってみました。

 

2月とは思えないぽかぽか陽気と

 

おっ

 

あっ

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ちいちゃいですが、ちょこちょことつれる魚

 

いい空気、いい景色に癒されました。

 

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なんか、最近は

 

出張、当直、当直明けで研究会、

 

出張、スライドづくり、講演会、からの当直

 

で、また出張・・(ホテルで抄録書き・・)

 

 

仕事、仕事、仕事・・・で

 

こころがすさんでいたのかもしれません。

 

たまには、ぱーっと

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外に出て

 

リフレッシュしないとですね〜〜

 

情熱大陸 八戸ER 今明秀先生

先日の情熱大陸に

 

八戸市立市民病院の今明秀先生が出演されていました。

 

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八戸ERは

 

当院にとっては大変大事な、全次型救急を実践

 

地域の救急を支える目標としている施設です。

 

2014年には、病院を見学させていただきました。

 

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2016年には、ドクターカーを立ち上げるには何が必要か

 

ということを熱い想いでご講演いただきました。

 

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そして、

 

あれから1年半。

 

当院のドクターカーも、まだまだですが、一歩ずつ成長しています。

 

しかし

 

今先生は、病院長となられた今でも

 

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ドクターカーに乗り、

 

ドクターヘリに乗り

 

院内急変に駆けつけている、

 

現場第一主義で実践されているところは

 

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さすが、と言うしかありません。

 

まだまだ、見習うことばかりですが、

 

いつか、恩返し!?

同じように地域に信頼される病院として

研修医が集まる病院となれるように

 

これからも成長を続けていきたいと思っています。

 

 

警察学校での講義

病院と消防は、インホスピタルとプレホスピタルとして

以前より連携をしていますが、

 

病院と警察、医療と警察の連携というのは、

いままではあまり重要視されていませんでした。

 

しかし、最近の物騒な世の中

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いつ自分の大事な人が、人質にとられるかもしれない、

 

事件・事故に巻き込まれるかもしれない。

 

そんな時、

 

医療が警察の脇についていてくれたら・・とは思わないでしょうか?

 

 

人質を救出する特殊任務を任された警察官は、

 

ある意味、命がけで任務を全うしてくれようとしてします。

 

その機動隊の方が怪我した時、病院につれてきてくれてから医療を始める、

 

では助けられない可能性があります。

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怪我をする、病気が発生することが予想される警察の事案に協力し

 

目の前で起きた、外傷の傷病者へ医療を提供するためには

 

警察のみなさんにも、病院のこと、消防のこと、救命士のこと

 

をわかってもらう必要があり、今回は貴重な講演の機会を頂き、

 

うるま市にある警察学校へ行ってきました。

 

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期待以上の熱意があるものの、

 

予想以上に医療の常識と思っていたことを知らない事実を把握することができました。

 

でも、どんな問題も 一歩ずつ、

 

あせらず、努力を続けていけば、

 

きっと良い連携、良い活動ができるようになる、

 

それが 地域の皆さんの日々の命を守ることになると信じています。

 

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まだまだ、最初の一歩。

 

これからもがんばっていかないとね~

 

集団災害医学会@横浜

北九州で使い方を間違えると、

5,000人を超える方を死に至らしめる量のシアンが紛失しました。

物騒なことは考えたくないですが、準備と心構えはしておくべきです。

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準備をしていないということは、失敗することを準備しているということ

”Fail to prepare…, prepare to Fail”

という言葉はまさにそのとおりだと思っています。

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今年もまた

冬の寒い時期に行われる集団災害学会に

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当院から2演題を採用して頂き発表をしてきました。

のはらさん 院内停電

 

さらに

学会に合わせて開催される

「DMAT指定医療機関連絡会議」

「災害拠点病院連絡会議」にも参加、

 

災害拠点病院では

ヘリポートの準備や非常用電源の確保などといったハード面だけでなく

被災したとしても、医療の提供を続けられるよう

BCP(事業継続計画)を作成すべきということが強調され

 

病院としての準備、体制づくりを急がなければと痛感させられました。

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必要な物品もたくさんありますが、なかなか購入が進まない状況もあり

 

つらいところではあります。

 

病院にもどって、ソフト、ハード両面からのサポートをお願いしなくては

 

九州沖縄DMATブロック訓練

佐賀県で行われた

DMATの九州・沖縄ブロック実動訓練に参加してきました。

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非常に寒かったですが

仮想の被災地にある病院の情報を収集

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病院が被災している状況などを代行入力と言うかたちで

EMISといわれる広域災害救急医療情報システムに入力

佐賀県内の病院への支援DMATの配置などをお手伝いしてきました。

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今回は、佐賀大学が活動拠点病院として指定されたこともあり

ドクターヘリの駐機場、ヘリポートも見学させていただきました。

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ドクターヘリ、うちには来ないからいいんじゃない?

 

ではなく

 

新築されていく他の中核病院は必ず、整備しており、

 

災害拠点病院として、DMAT指定医療機関として

 

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当院が被災した場合に、患者さんたちを安全に

 

医療が維持、機能が保たれた地域・病院へ搬送するためにも

 

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きちんと敷地内にヘリポートを準備すべき

 

と強く思いました。

 

 

O富祖先生が帰ってきた。

 

報告がだいぶ遅れましたが、

 

2年目になって成長したOやふそ先生がERに研修に戻ってきてくれました。

 

Mかる救急部長とは親子のような関係でもあり

 

1月からのER研修に、どきどきし

 

毎朝、リュックいっぱいの勉強道具をもってERに降りてくる

 

Iしみね先生にとっては

 

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貴重な姉御!? 相棒!になってくれている

 

気がします。

 

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心細いところや救急診療への不安は

 

あと1ヶ月で全て経験し、乗り越えて

 

専門研修にすすんで頂けるように

 

しっかりサポートしていきたいと思っています。

 

 

毎年忙しい、冬の救急を選んでくれてありがとうね〜

 

 

これからも、よろしくね〜〜

 

沖縄県災害医療コーディネート研修

ちょっと前になりますが、

 

東日本大震災を経験された先生方が中心となって構成した

 

災害医療ACT研究所が提供し、全国的に広がりつつある

 

沖縄県では初開催の「県災害医療コーディネート研修」

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急遽、欠席が出たということで追加での参加も含め

 

当院からなんと、3名の職員が参加することができました。

 

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「沖縄が被災したら」ということについて

 

医師・看護師 だけでなく

 

保健師・保健所や行政の皆さんと一緒にディスカッションできたのは

 

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当院職員はもちろん

沖縄県にとっても大きな経験になったのではと思います。

(消防や警察のみなさんにも次の機会にはぜひ参加頂きたい)

 

スクリーンショット 2018-01-30 22.29.42(研修中の写真撮影は禁止されているため、公開されている上記FBページより写真をいただきました)

 

 

県外からの支援が入ってくるまでの間は

籠城するしかない沖縄の病院はきっと頑張ると思いますが

それ以上に避難所、福祉避難所をどう設置、どう運営、どう管理するか

その後にやってきて頂ける

たくさんの支援団体とどのように連携していくかについて

みっちり疑似体験、勉強をすることができました。

 

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実際にあの震災を乗り越えられた先生方だからこその

 

たくさんのお話が聞け、非常に勉強になりました。

 

 

森野先生、石井先生をはじめ講師の先生方

 

ほんとうにありがとうございました。

 

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