表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

劇場版コード・ブルー

大ヒット上映中の劇場版コード・ブルーを見てきました。

 

同じ救急医療関係者としての、つっこみどころもありましたが・・

 

このドラマを見て、映画を見て

 

ひとりでも多くの医療関係者が増えてくれれば・・

 

コード・ブルー

 

できれば

 

自分の時間を削ってでも患者さんを救いたい

 

患者さんを、家族の心を救うために全力を尽くしたい

 

もっと患者さんのために

 

絶対、救うために

 

と思う仲間が増えてくれればと強く、思いました。

 

 

あれ、

 

 

ふと気づくと

 

ドラマの世界と同じことをしている自分がいる

 

自分たちチームがある、

 

ということに驚きです。

 

トムヤムクンラーメン

内地から観光で沖縄を訪れるみなさんに

 

「どこかいいところない?」と聞かれると

 

だいたい、

 

南城市の「カフェくるくま」の

 

「トムヤムクンラーメン」

 

をおすすめしています。

 

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景色も高台できれいなことに加え、

 

味も量も、だいたい満足していただけます。

(金額的には、内地価格ですが・・)

 

そして、帰り道は

 

「ニライカナイ橋」を通って降りてくるといいですよ〜

 

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なかなかみれない絶景がおすすめですよ〜と

 

ハートライフ病院の近くの観光名所をお伝えしています。

 

まだまだきっと

 

見どころはあると思いますが、

 

生活していると活動範囲がだんだん狭まり

 

海、くらいにしか行かなくなってしまうのが残念ですね・・

 

 

たまには、ちょっと気合をいれて

 

遠出

 

でもしてみないとですかね〜

与那原大綱曳2018

今年も沖縄の三大大綱曳の一つ

 

440年の歴史を持つ与那原大綱曳が

 

御殿山青少年広場にて、盛大に開催されました。

 

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大綱曳は、五穀豊穣、子孫繁栄を祈願する神事。

 

長さ90m、重さ5トンの大綱を

 

地域で一本の藁から作るところから参加させていただき

 

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小さな細い藁が、ボンドやのりなどの接着剤を使うことなく

 

昔ながらの摩擦力を使ってつなぎ、結んでいく方法など

 

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これからもしっかり、つないでいく必要があると思いました。

 

作った綱は、トラックで会場へ・・

 

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運ぶわけではなく

 

道ジュネーをしながら、みんなで担いでいくのですが、

 

背の高い順に並ばされ・・

 

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先頭の方は、綱曳目的で!? 観光で!?

 

こられた外国の方もたくさん参加され、

 

担ぎ手だけに、特別に支給されるTシャツをもらって

 

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綱曳会場に入場

 

するころには、肩も腰もパンパンで、へろへろ〜〜

 

ですが

 

「めーもーい」の皆さんの踊りに力をいただき

 

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4分間の大熱戦、

 

こんなに無呼吸になるのか、というくらい

 

等尺性(アイソメトリック)運動を行い

 

息も絶え絶えになりましたが、

 

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今年も、西(いり)の勝利!!

 

 

救急救命士として、病院実習にきていた Iとす君も

 

「旗頭」を担ぎ上げ、活躍、頑張っていました。

 

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五穀豊穣を願う、雨乞いの意味合いもあるということで

 

道ジュネーのあいだも、綱曳の間も、

 

時々降るお天気雨のおかげで

 

打ち水効果だけでなく、とてもきれいな虹も見れました。

 

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これだけたくさんのみなさんが参加するにもかかわらず

 

大きな事故や怪我、熱中症による救急搬送もなく、行えたのは

 

地域の皆さんをはじめ、救護所を担当していただいた

 

東部消防のみなさんたちの支えがあるからですね。

 

いつも本当にありがとうございます。

夏休みの朝

子供たちの夏休み

 

毎朝、ラジオ体操カードをもって公園に集合

 

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朝から体を動かすと

 

気持ちがいいことを思い出します。

 

今年は、週末になると台風がきますが、

 

久しぶりに日の出にあわせて、海岸まで散歩に行きました。

 

 

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台風あと、ということもあり

 

波はすごいですが

 

きれいな朝日と潮の香りに癒やされました。

 

 

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この沖縄のコバルトブルーの海をみると

 

やっぱ、いいよね〜と

 

平和のありがたみを感じられます。

 

 

どうかこの島の平和がいつまでもつづきますように!

平成30年度 大規模地震時医療活動訓練

今年も、政府主催の「大規模地震時医療活動訓練」

8・4 国訓練にDMATとして参加

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宮崎空港から1時間半、海岸沿いを南下して日南海岸にある

宮崎県の日南総合運動公園でSCU(Staging Care Unit)の指揮所を担当

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自衛隊ヘリや宮崎県ドクターヘリなどが実機で運動公園に降り

支援DMATをSCUに搬送していただいたり

模擬傷病者を 仮想搬送していただいたりと

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実災害での対応と近い形で運用もさせていただきました。

また、今回は施設間搬送、病院からSCUまでの搬送では

たぶん沖縄県内では運用がされていない

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民間救急車による傷病者搬送も行われ

県による違いも感じることができました。

そして

訓練で問題になるのは、やはり 情報。

ということで、宮崎大学から IP STARの移動基地局が

当SCUに来ていただき、半日はだいぶ活躍していただいたものの

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途中、あまりの暑さにオーバーヒートしてしまい無念のリタイヤ、

訓練ではなく、実際にJAFのお世話になるという事態も発生しました。

 

武道場内では模擬傷病者として看護学校の学生さんに協力していただき

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広域・地域医療搬送に耐えられるような初期安定化処置を行い

安定化がすんだ傷病者から、搬送手段、搬送先を確保し、

合計10名の模擬傷病者の皆さんを安全に搬出

という形をしっかり行うことができました。

 

指揮所活動で、もっとも大事な仕事は

 

情報収集と情報整理、情報共有

 

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そのすべてを今回は

 

当院のスーパーロジ、Aさとくんに頑張ってもらいました。

 

ただ、やっぱりロジ不足は厳しいということで

 

Yまだ看護師、Kねもと看護師もロジの仕事に協力し

 

貴重な経験をさせていただきました。

 

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医師・看護師でしかできない仕事

よりも災害では業務調整能力(ロジ力)が求められます。

 

ロジ力は、ロジさんでしかできない仕事、ではなく

医師・看護師だからこそ効率よくできる仕事

もたくさんあります。

 

足りない役割は、みんなで負担し、乗り越えていく。

そんな柔軟性が救急・災害の現場では求められます。

 

ある看護師さんに聞かれた

「先生は、病院で働くときとDMATで働くときって

何がちがう、なにか変わるんですか?」という質問

 

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たぶん、なにも変わりません。

 

救急も災害もドクターカーも、入院も外来も全部同じ

 

そこに、助けてっていう人がいて

 

助けたいと思う自分たちがいる。

 

 

単純に「助けて」を「助ける」ために、

 

医師・看護師になったんだから

 

助けるために努力をする、

 

助けられる組織・体制を作る

 

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頑張っているのは、自分たちだけではありません。

 

DMATになることが目的ではなくDMATとして活動する

 

被災者を支援するため、病院を留守にする時には

 

病院を守る仲間に通常業務の負担をかけることです。

 

でも、それでも助けたい、助けられる命があると思うから出動する

 

そんな

 

外での活動を認めてもらえるようには、通常の院内業務を頑張る

 

院内のスタッフのみなさんに認めてもらえるように努力する

 

ことがきっと大事なんだと思います。

 

 

訓練から帰って、みんな通常の日勤業務で再会。

 

そしてそのまま、今日は当直

 

静かだといいですが・・・

 

ま、がんばっていきましょうね〜〜!!

当院ドクターカーの現状と課題

医局の先生方が毎週水曜日の朝に行っている Journal clubで

 

当院ドクターカーの現状と課題について報告させていただきました。

 

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いろんな理由があるのですが、ドクターカーの導入は

 

病院でちゃんと待っている体制を作っていても救命困難

 

社会復帰困難な事例、症例は、ほんとに仕方がなかったのか?

 

病院前、プレホスピタルに医師・看護師が出て、診療をはじめれば

 

結果が変わったんではないか、社会復帰できたんではないか?

 

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ということが大きな理由で

 

2016年7月より試験運用を開始

 

2016年10月より消防経験者をER-Aideとして採用、運転を依頼

 

2017年4月より消防と協定を結び、本格運用を開始し

 

2018年3月からは、病院救命士を2名体制として活動を行い

 

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7月末日までの総要請件数は  345件

 

本格運用となってからだけでも 278件の 要請があり

 

消防からの要請で現場に出動したのは 114件

 

実際に現場まで到着し、活動したのは  89件

 

でした。

 

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運用の内訳としては

 

現場への出動は 約4割(うち、出動途中にキャンセルが9%)

 

 

また、当院のドクターカーは県内で唯一の患者搬送機能を持った

 

「救急車型(箱型)」のため、連携診療所を訪れた

 

急性心筋梗塞や急性心不全、呼吸不全患者様への

 

お迎え、救急搬送業務も約3割で担っておりました。

 

また

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搬入後の経過については

 

ドクターカーで搬送された患者様の7割が入院。

 

2割がICUといわれる集中治療が必要になる患者様

 

ただ、2割弱の患者様は外来治療が可能と判断されておりました。

 

 

そんな

 

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ドクターカーの運用時間は

 

現在までののところ、

 

医師・看護師・救命士の安定確保ができている 平日日勤帯に限定

 

されてしまっており、もっと

 

ドクターカーに乗れる医師・看護師が増えることが期待されますが、

 

 

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誰でも、乗りたい!!

 

と言ったら乗れるわけではありません。

 

最低限、外傷初期診療の基本であるJATECやJPTEC、

 

看護師さんであればJNTECなどの基本技術は習得する必要がありますし

 

 

現場に出てみたら、複数傷病者でした、最先着隊でした

 

どうしたらいいか、経験がないのでわかりませんでした。

 

では、消防も一緒に活動するスタッフも困るので、

 

災害対応の基本原則(CSCA/TTT)をしっかり理解していることも必要です。

 

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気づけば、沖縄県内には

 

ワークステーション形式を含めれば、

 

なんと10施設が病院前診療に携わっています。

 

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同じように、病院で待っているだけでは助からない

 

病院前にでることで、可能になる救命、社会復帰を信じて活動する

 

医療施設同士が、消防や他の組織と今まで以上によい連携ができれば、

 

いままでは、仕方なかった、これが限界、と思われた方たちを

 

救命できる、ことができる、可能性が拡がるのでは

 

と思います。

 

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と報告させていただきました。

 

 

反響はどうか・・わかりませんが、

 

これからもハートライフ病院ドクターカーを

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ER改築工事進行中

ERの改築工事が進行中です。

 

仮設も狭いですけど、まぁこんなもんか

 

とも思えなくなるほど慣れしまいましたが、

 

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現在本設の本丸部分

 

ERの初療室、観察室部分の改築工事がすすみ

 

病院を支える支柱と

 

天井裏の配線、配管がむき出しの状態です。

 

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つい先日、床材や壁紙の色を決めました。

 

あと1ヶ月もすれば

 

新しい救外、

 

ER(Emergency Room)

 

がお目見えするはずです。

 

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病院見学に来られる学生さん、研修医の先生たち

 

看護師さんには、え〜なんだ〜、こんな所なんだ・・

 

と思わせてしまっていた「救急外来」

 

広く、オープンになった「ER」に変わりますよ〜

 

 

どんな色の壁紙、床色になっているかは

 

できてからのお楽しみです。

 

楽しみだなぁ

ちゅらしまレスキュー2018

陸上自衛隊 那覇基地で今年も行われた

 

ちゅらしまレスキュー2018に参加

 

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SCU (Staging Care Unit) といわれる、空港などに設置され

 

被災地内で医療が完結できない傷病者の方たちを

 

被災地外に搬送する拠点の指揮所運営を行わせていただきました。

 

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通常の勤務中に、口頭で、机上で、説明してもなかなか伝わらないことも

 

訓練を通して、災害対応についてDMAT隊員から指導してもらうことで

 

どんどん、吸収できる、勉強できるチャンスがこういった訓練にはあります。

 

きっと

 

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沖縄で被災した場合には、今いるDMAT隊員だけでは到底対応できません。

 

各病院のERで働くスタッフを中心に、だとは思いますが、

 

災害医療についての理解を病院内で深めていかなくてはなりません。

 

現場も大事ですが、現場を指揮するチームがどう導くかということも大事

 

今回は、

 

指揮所でしなければいけない情報収集、整理について

 

経験のある他病院の業務調整員さんたちからも学ばせていただきました。

 

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長年かかって、ようやく日本DMAT隊員になれた

 

ICU所属の E口看護師、ER所属の Yまだ看護師には

 

経時的活動記録といわれるクロノロを担当していただき、

 

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玉石混交、必要な情報、整理すべき情報、 今ではなくてもいい情報

 

直ぐに解決すべき情報、リーダーにすぐに伝えなければいけない情報

 

指揮所内で共有すべき情報、SCU内みんなで共有すべき情報などを

 

仕分けながら、記録を続けてもらいました。

 

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そして

 

訓練を通してわかった、解決したい様々な問題点については

 

院内はもちろん、SCUを担当した病院、訓練に参加した医療機関

 

参加できなかったとしても、実災害で活動するかもしれない

 

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県内の災害にかかわる皆さんと共有し、改善策を提案していく

 

必要が、指揮所を担当させていただいたチームの責任だと思っています。

 

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県内の災害対応レベルを上げるためには

 

院内DMAT、災害対応部門の災害対応スキルを向上させる必要があります。

 

そのためには、それを指導する

 

個人のレベル、知識、経験を上げていく必要があります。

 

One for All,  All for One

 

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これからもハートライフ病院は

 

ハートライフ病院DMATは、

 

沖縄DMATの一員として

 

日本DMATの1チームとして

 

すべては被災者のために

 

頑張っていきたいと思います。

心リハ学会 施設間交流

横浜で行われた、心臓リハビリテーション学会総会に

 

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今年も参加、発表をしてきました。

 

そして

 

今回は、発表、学会参加だけでなく

 

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施設間交流として、心リハでだいぶ先を行く、

 

たくさんのみなさんがチームでこの学会に参加し、

 

多職種のみなさんが、心リハ指導士の試験を受験、資格を取得する

 

山形県の日本海総合病院のみなさんと

 

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合同での懇親会、情報交換会を開催することができました。

 

職種間での悩みも相談できましたが、

 

むしろ職種を超えての

 

普段、悩んでいること、解決したこと、する方法などについても

 

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たくさんの話ができ

 

当院の心臓リハビリをどうすすめていくか?

 

病棟の看護師が、入院した患者さん、ご家族さんとどう関わっていくか

 

などのいろいろについて、いいアドバイスをいただけた気がします。

 

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学会から帰ってきて数日ではありますが、

 

目に見えての変化も病棟で感じることができてきています。

 

さぁ、2018年の後半スタート

 

もっともっと心リハ、頑張っていけるね〜!!

 

Kつれん先生 研修中

7月からER研修のはじまったKつれん先生

 

どうかなぁ、うまくやっていけるかなぁと心配していましたが

 

研修開始から3週間、思っていた以上にスムーズに馴染んできました。

 

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ER aideとして働く、Mりもと君とはまさかの同級生ということもわかり

 

すっかり、意気投合

 

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これから、今まで以上に

 

救急診療をがんばってくれるものと思います。

 

 

 

頼んだよ〜〜 Kつれん先生!!

 

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