表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

林寛之先生 講演会

目的がはっきりしたプレゼンテーション
何を伝えたいか
誰に伝えたいか
どうしたら伝わるか
そんなことが、明確なプレゼンテーションを福井大学の教授になられた林寛之先生にしていただきました。
口コミで学生さんがこんなに当院に集まるというのもすべて先生の人を惹き付けるプレゼンテーションのなせる技なんだと思います。

shidi13_0708_01

すごいです。
そして名言をたくさん頂きました。
shidi13_0708_02

名医よりも良医
GM≠General medicine→Ginger medicine
他にもいろいろ頂きましたが、もったいなくて教えられません・・
韓国のドラマは見た事がありませんが、愛の「ソナタ」、「なべおたま」は格別かも知れません。

shidi13_0708_03

たしかにドクターというのは、先生と呼ばれる職業です。
きちんと教えられる人にならないといけないな、と痛感しました。
林先生ありがとうございました。
shidi13_0708_04

また、よろしくお願いいたします。

急変に強くなる。

医療におけるシミュレーションはいろんな場面で有用です。

shidi13_0706_01

一人で経験できる現場、修羅場の数は限られていますが、たくさんの経験を積んだ先生の、実際の症例をもとにおこなうシミュレーション教育を医師と看護師、とくに研修医の先生とERの看護師さんが一緒に経験させていただくことで、ある日突然現れる、実際の重症患者さんの目の前で、共通の言葉をもつ、共通の治療方針を持っていられる状況をつくることができるシミュレーション教育を東北大学 高度救命救急センターの先生がしています。

shidi13_0706_02

スーパーDr.ひとりの力で、患者さんは助かる事も確かにあるかもしれません。
でも、普通よりちょっとだけ勉強をしている先生も、サポートしてくれる看護師さん、MEさんなどの力を上手に借りる事で、もっとたくさんの患者さんを助ける事ができるんじゃないかと思っています。
シミュレーション教育を受けるのは医師だけでは足りない、看護師さんにもぜひ受けてほしいと思っています。
当院からSim-marathonを経験したスタッフは、エビデンス、ガイドラインを一生懸命勉強してくれたりしています。

「先生、あのときなんで・・」
「・・・するっていう選択肢はなかったんですかね」
と振り返りをする事もあたりまえになってきました。
スタッフの成長は、病院の力です。
ときに、上級医の先生から「なんでこんなこと・・・」と言われて、へこんでしまうこともありますが、
標準化された初期治療はしていなければ、知っていなければ、どうして・・と言われる時代がくるはずです。

shidi13_0706_03

勉強するにはお金もかかります。
が、自己投資です。
お出かけをするためにいい洋服を買ったり、髪を染めたり、いい車に乗りたいから頑張ってお金を貯めたり、それとおんなじ自分への投資です。
仕事ができるようなってもな・・ではなく、納得のいく仕事ができるようになってきた自分はきっと周りからもよく(輝いて)見られるようになってくるんじゃないかと思います。
自分にお金をかけて成長させる事もきっと重要です。
毎日ちょっとずつでも勉強する、ことがきっと自分の力に、部署の力に、病院の力に、そして救急の現場でいてくれてよかった、と思ってもらえるようになるはずです。がんばっていきましょう!

プレホスピタルへ

現場への医師派遣要請に応える事があります。

ただ、それに対する準備が不十分であれば、出かけて行く事、現場へ来てもらう事がむしろHazardになってしまう事もあります。

そこで、安全を確保した状態で現場活動が行えるような準備を進め

shidi13_0703_01

ようやく最低限のお出かけグッズがそろいました。

まだまだ、現場要請、プレホスピタルへの理解が院内で高まっているとは言いがたいですが、若い先生からでも、救急隊、消防隊の熱い想いを引き受けられる医師を増やして行きたいと考えています。

shidi13_0703_02

お出かけするためには、CSCAを立ち上げてから(Medical Management)ですよ!

よろしくおねがいしますねー!!

ホスピタル・ミムス

6月29日、30日の二日間、ちゅらSimを利用して多数傷病者発生時の病院対応についてのコースを開催していただきました。

shidi13_0701_01

受講生24名、インストラクター10名、お手伝いなどなどで合計約40名がこの熱い時期に沖縄に集まって、あつい先生達と、あつーい話で盛り上がりました。

沖縄県内の主要救急病院からのだけでなく、遠く大阪からも受講しにきていただきました。

受講生は医師だけでなく、看護師、事務、コメディカルとたくさんの専門職の方が集まりました。

shidi13_0701_02

当院からもたくさんのスタッフに参加させていただきました。

Lecture、Table top、Workshopと繰り返し災害発生時の時期(Phase)に会わせた対応を勉強して行く事で、

shidi13_0701_03

Lectureでのもやっとが、Table topで重要性、必要性を認識、Workshopでなるほどっとなっていきます。

shidi13_0701_04

あんまり書いてしまうと、次回受講する皆さんに魅力がなくなってしまうと困るので、書けませんが、一日目の後半位からチームワークが形成され、ディスカッションが白熱

「助けたい」その気持ちが一緒なら、職種は関係ありません。

まさかのK教授も受講生という環境ではありましたが、

shidi13_0701_05

懇親会で疑問や他の病院ではどうしているなどの情報交換を受講生だけでなく、インストラクターをされているの先生方の病院の話などもたくさんお聞きする事ができました。

shidi13_0701_06

ハートライフ病院ではこれから受講者を中心に、災害対策委員会なども盛り上げ、多数傷病者への準備を一気に進めて行きたいと思います。
救命救急センターではない当院は、DMATなどで外に出て行くというよりは、外に出た医療班からの患者を迎え入れる方の病院だと思います。

そんな受け入れる側の病院に同じような考え方、共通言語を持てるという事、情報交換ができる事が多数傷病者が発生するような事案においては、ALL OKINAWAで対応して行くためには必要だと思っています。

shidi13_0701_07

そして、受講生のみなさん、インストラクターのみなさんよりたくさんのお褒めの言葉を頂けたのは、事前の準備、会場の手配、お弁当の準備、会場の整理、片付けまでを一手に手伝っていただいた、地域連携室の
野球部出身ですが、とっても緊張やさんのKなさん、

shidi13_0701_08

笑顔がとってもすてきなTうめさん

shidi13_0701_09

と、MIMMS日本委員会の皆さんのおかげです。

おっと、全面的に協力していただいたハートライフ病院と彼らの所属する地域連携室の皆さんの強力なしではきっとうまく行かなかったと思っております。

みなさん、本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

« 前ページへ