表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

事態対処医療 TACMEDA

「イラストでまなぶ!戦闘外傷救護

 

の執筆でも有名な

 

TACMEDA 照井資規 先生による特別講演が

 

Sがや先生の招待により当院で、行って頂きました。

 

TACMEDA

 

テレビ関係者として、事件事故、災害を報道する立場から

 

自衛隊に入隊し、現在の第一線救護に関わるようになった経緯を含め

 

さまざまなお話を聞かせていただきました。

 

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戦闘外傷の執筆者、自衛隊出身者の講演、

 

ということで、どんな話になるのか?

 

一般の医療関係者にとっては、縁遠い話になるのでは・・

 

とも心配していましたが、そんな心配は杞憂でした。

 

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通常の診療に活用できるさまざまな考え方を教えていただきました。

 

”Buy the Time(時間を稼ぐ)”

 

その稼いだ時間で、平時の医療体制にもちこむ方法や

 

多数傷病者のトリアージはSTARTからSALTにすでにアメリカでは変わり

 

効率的に傷病者をみていくためにどうしたら効果的か

 

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など

 

医療従事者のどうしても固まってしまった考え方に風穴をあける

 

なるほど、と思わせることをとてもたくさん教えていただきました。

 

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今回は、遠いところ沖縄までいらして頂き、ありがとうございました。

 

このような貴重な機会を作っていただいたSがや先生

 

本当にありがとうございました。

 

足と傷のセンター 開設

ハートライフ病院では

 

新たに

 

「足と傷のセンター」

 

ができます。

 

足と傷のセンター

 

主体となって活動をするのは

 

形成外科のHもり先生と 皮膚・排泄ケア認定看護師のKかずさん

 

今回、院内のスタッフのみなさんへ

 

どんなセンターになるのか、どんな活動をするのか

 

について、たくさんの院内職員といっしょに、聴講させていただきました。

 

 

「80%の傷が14週間程度で治ります」

 

それが長いのか、短いのか

 

重症度によってもぜんぜん違う気もしますが、

 

どうやら話を聞く限り、すごいこと、らしいです。

 

形成外科 沖縄

 

でも

 

率直な感想は

 

大変そうだな〜〜

 

大丈夫かなぁ〜〜

 

でした。

 

 

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でしたが、

 

たぶん、Hがしもり先生と、Kかずさんを中心に

 

きっとなんとかしていくんだろうなぁとも思いました。

 

 

そして、謎の言葉を聞きました・・

 

「ミレニア・・」

 

 

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なんだ、ミレニア・・

 

なんだろう!?

 

とも思いましたが、

 

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このミレニアグループにはいっている病院は沖縄では初めて、とのこと

 

よくまだわかっていませんが

 

Hがしもり先生が良い、って言っているんできっと「良い」んでしょうね!

 

無理せず、頑張っていってくださいね〜〜!!!

 

新人さん歓迎

毎週末、あちらこちらで部署による歓迎会が行われています。

 

研修医の先生たちもお世話になる病棟、部署に参加が続きます。

 

病院を守ってくれているのは、やさしく優秀な看護師さん達です。

 

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そんな看護師さん達のプリセプター、プリセプティー制度は

 

教えることで教わること、Teaching is Learning

 

一緒に成長できるとてもいい制度だと実感しています。

 

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さぁ5月

 

いろいろ期待され

 

自分の無力さに凹むことも増えてくる時期ではありますが

 

きちんと支えていきますので

 

一緒に乗り越えていきましょうね〜〜!

西原きらきらビーチでの水難訓練

当院から車で5分の距離にある、

 

西原きらきらビーチの海開きにあわせて行われた、

 

消防・警察・海上保安庁などの多職種が合同して行う水難訓練に

 

ドクターカースタッフとして参加させていただきました。

 

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毎年この訓練は雨がつきもので

 

初参加した2017年は雨で寒くて、見学者もごく少数・・

 

昨年 2018年は、雨に加えて雷注意報がでたため 訓練は中止

 

そして今年も、午前中は天気が良かったものの

 

いよいよ展示訓練・・の時間くらいからは、天候が怪しくなり・・

 

海上保安庁のヘリ

 

今年も雨かなぁ・・

 

雷がなったら中止だなぁ・・と思っていましたが、

 

なんとか最後まで訓練を遂行することができました。

 

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ビーチの沖に流されてしまった傷病者を発見した施設職員が海上保安庁に連絡、

 

海上保安庁のヘリコプターが傷病者を発見し、発煙筒を投げ入れる

 

その後、潜水救命士たちが現場へ水上バイクなどで近づき救出

 

海岸から救急車まで救急隊が安定化処置を施しながら搬送。

 

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現場で溺水による重篤患者と判断し、ドクターカースタッフによる

 

静脈路確保と薬剤投与、気管挿管を行い救急車へ搬入

 

警察車両に誘導してもらいながら現場を離脱し、病院へ

 

という一連の流れを、見学者の皆さんの見守る中で行いました。

 

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一般の皆さん、観覧者、来賓の皆様の目にどううつったか

 

感想も聞いてみたいところではありますが、

 

もし同じような水難事故が起きてしまったときには

 

当院ドクターカーは同じように現場に駆けつけ、

 

救命できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。

 

救急車内搬入

 

訓練でできないこと、練習でできないことが

 

実際の災害や、傷病者がいたときにできるはずがありません。

 

今年も貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

 

八戸市立市民病院 今明秀先生

予測救命率<50%の重症外傷患者の救命(unexpected survoivors)を

 

「劇的救命」という言葉で広めたことで有名な

 

八戸市立市民病院救命センターの今明秀先生が、

 

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組に出演されていました。

 

八戸救命

 

青森県にある八戸市民病院は、県庁所在地でもなく

 

当院と同じような地方、地域にある病院にもかかわらず、

 

たくさんのモチベーションの高い研修医や救急医が集まり

 

ドクターヘリに加え、3台のドクターカーを運用する病院です。

 

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2014年に当院救急部が目指すERとして、見学に行き、参考にさせて頂きました。

 

また 過去に、

 

ハートライフ病院には2度ほど特別講演でいらしていただきました。

 

 

最初の講演は10年前の2009年、

 

「医療資源の乏しい地方で、地域に ☆輝く 救命救急センター」として

 

魅力ある研修病院を作るためには何が必要か

 

2回目の講演は、3年前の2016年、

 

ドクターカーを導入する上で何を考え、どうしていくのが理想なのか

 

という特別講演をいただきました。

 

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その今先生が病院長になられたあともドクターヘリに乗って、

 

現場に出られている姿、自分の使う資機材を確認する姿を拝見すると、

 

まだまだ、まだまだだ、と痛感させられます。

 

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ドクターカーを運用後3年が経過し

 

今先生が執筆された

 

劇的救命日記2

 

「空飛ぶ院長、医療過疎を救う」

 

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も、読ませていただきました。

 

ドクターカーを運用しているいまだからわかること、

 

いまだから聞きたいことがたくさんあります

 

とお願いし、今年も特別講演でいらしていただけることが決まりました。

 

 

本当にありがたいことです。

 

またいろいろ勉強させてください。

 

これからもよろしくお願いいたします。

ER朝カンファレンスの充実

一年目研修医の先生たちの各科研修が始まりました。

 

一年目の看護師さんたちもERに3名配属されました。

 

琉大の学生さんたちの実習も再開しました。

 

 

改築されたERには、朝のカンファレンスを充実させるため

 

多くのみなさんに症例や画像などを供覧してもらうために

 

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以前から利用していた液晶画面のテレビだけでなく

 

プロジェクターを導入、100インチ以上のサイズに拡大して

 

カンファレンスが行えるようになりました。

 

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ハートライフ病院に運ばれてよかった、ハートライフだから助かった

 

といっていただけるように、うまくいった診療だけでなく

 

診断までに時間がかかってしまった、初期対応になやんだ症例などの

 

反省症例をみんなで共有することが、次の診療に役立つものだと思います。

 

これからもがんばっていきましょうね〜

民間認定救急救命士

当院では救急救命士さんを2名採用し、

 

ER-Aideとして勤務していただいています。

 

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ドクターカー業務を開始して3年。

 

現在、彼らの働きなしで、Dr.Car業務は成立しないほどになってきています。

 

消防組織で働かない救急救命士は現在4割を越えているものの

 

そんな彼らを 、きちんと評価していくために

 

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病院前救護統括体制認定機構が主催する

 

民間認定救急救命士、民間メディカルコントロール医師として

 

認定してもらうために必要な講習を、受講してきました。

 

民間救急救命士

知らないことがたくさんありました。

 

そして守らなければいけない法律がたくさんあることも知りました。

 

認定を受けることが大事なのではありません。

 

民間救命士

 

消防組織法などで規定された活動を行う消防所属の救急救命士と同様に

 

消防組織以外で働く救急救命士も

 

最低128時間/2年の再教育プログラム、消防や他の病院との連携

 

指示・指導・事後検証を行えるメディカルコントロール体制の確立

 

包括的指示のもと院外活動ができるプロトコルの策定

 

などが必要であることを勉強させていただきました。

 

ER-Aide

 

資格だけ取得し現場活動の経験がない救急救命士さんは、たくさんいます。

 

消防組織で働きたくても就職先がない救命士さんも、たくさん知っています。

 

ただ、民間の救命士養成施設からの卒業生の13%が就職する

 

病院で働く救命士さんの、誇り、価値を高めていくために

 

病院として、ERとして、民間MC医師として、協力しようと考えています。

 

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でも

 

医療は常に患者さんのためにあります。

 

最善の医療は提供できても、最高の医療は提供できないから

 

医師も看護師も、日々勉強し、改善し続けていきます。

 

だから、今日の仕事としておわらせない、ルーチンにしてしまわない

 

常に謙虚な気持ちをもって、一緒に進歩していく救急救命士さんが必要です。

 

これからも頑張っていこうね〜

 

ドクターカー納車式

先日の二台目のラピッドカータイプのドクターカー

 

導入の記事が琉球新報さんに掲載されました。

 

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県内初の2台体制となり

 

いままで以上に地域のみなさんのため

 

より早く、より広い地域に貢献できるよう

 

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そして、現場経験が豊富な

 

あらたな救命士さんを採用したことで

 

今まで以上に地域の診療所の先生方のところへも

 

お伺いすることができるようになりそうです。

 

ドクターカー 沖縄

 

さあ、いよいよ新年度

 

記念の鍵をうけとった

 

佐久川  新院長 体制のもと

 

 

もっともっとがんばっていかないとですね〜〜

CBRNE対応机上訓練

災害拠点病院として

 

ではなく

 

救急病院に勤務するスタッフとして知っておかなければいけない

 

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CBRNE(シーバーン)対応について

 

院内で勉強会が行われました。

 

ざっくりとCBRNEについての講義に引き続いて

 

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当院の見取り図を用いて、実際どのように動線をつくるか

 

どのような設備、防護具で対応するかなどについて

 

ERのYまだ看護師を中心に、理解がだいぶ深まりました。

 

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地下鉄サリン事件から24年がたちましたが、

 

全国の病院でテロ対応の準備が進んでいるか、と言われると

 

まだまだ疑問が残ります。

 

ただ、自分が勤務する病院だけは、しっかり守れるように

 

自分の家族が訪れる可能性がある病院には、しっかり対応できるように

 

医療関係者は知識を深め、勉強しておいてほしいと思っています。

 

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CBERNではないですよ、CBRNE  ですよ〜

 

基本的な対応は、すべての医療関係者は知っておくべきですよ〜

 

よろしくおねがいしますね〜

災害拠点病院整備

今週、災害拠点病院の整備事業として

 

緊急時用浄化装置2台(ガソリン式・電気式)をはじめ

 

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Level C 化学防護服、 災害テント

 

化学検知器などが当院に配備され

 

災害拠点病院整備事業

資機材を展開、作動させる訓練が行われました。

 

これですぐに使えるね!

 

浄水器

 

とはなりませんが、年に何回も訓練をして

 

院内に残っているスタッフで設置ができるように

 

していかないとですね!

 

でも、開院30年たった当院でもようやく整備されたっていうことは

 

整備されていない病院のほうがたくさんあるってことですよね・・

 

心配です・・

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