表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

DIRECTセミナー

外傷初期治療時にエコーを使ったFASTを行うことが当然となり10年。

CTの性能の向上に伴い、FACTという考え方が浸透しつつあります。

あくまで、Primary Survey、Secondary Surveyで安定化がはかれた症例ということを忘れてはいけませんが、CTは診断にも治療のためにも非常に有用なツールです。

非常に有用なツールにも関わらず、読影する医師による差(技術も時間も)が大きすぎるのが問題だと思っていました。

今回、FACT(Focused Assessment with CT for Trauma)というCTの読影を含んだDIRECTセミナーに参加してきました。

DIRECT研究会

たった3分で、読めるのかと思っていましたが、
症例を繰り返すうち、FACTの読影
なんとなく、できるようになってきました。

 

①緊急開頭を必要とする  頭蓋内血腫
②大動脈弓部〜峡部に好発する  大動脈損傷
③肺野を眺めながら  広範な肺挫傷
④たまりやすい肺底部での  血気胸/心嚢血腫
⑤一気にDouglas窩までおりて  腹腔内出血
⑥あがってきながら、  骨盤骨折、後腹膜血腫
⑦上腹部まできたら、  実質臓器、 腸間膜血腫

しかーし

しかし、しかーーし

 

欠航のお知らせ

羽田に着いた時点で帰りの飛行機の欠航が決まるという予想外のアクシデント

受験シーズンということもあり

ホテルも満室、

セミナーのスタッフの方に一室なんとか融通していただいたおかげで、ホームレスにはならずに済みましたが、

懐にもいたーーい出費でした・・

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ま、この雪じゃ、仕方ないですよね・・

でも、時間ができたおかげで、

結構、復習ができた気がします。

これからは院内スタッフにどう伝えていくか

まずは、当直で活躍する研修医の先生にひろめるのが得策です、かね・・