表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

救急医学会

東京で行われた日本救急医学会総会/学術集会へ参加、発表をしてきました。

2年目の研修医2名も発表をしました。
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一年前の彼らの姿からは想像できない、研修医とはとても思えない実に堂々とした発表で、
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救命センターの医師からの質問にも動揺する事なく、自分の言葉でしっかり返答をしている姿から、彼らの成長を実感する事ができました。
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学会では外傷への初期治療、循環の安定化のための開腹手術は当然の手技となりつつあることを実感しながらも、非外傷、内因性救急疾患へも適切に治療をしていく事の重要性、研修医指導の必要性も実感、たくさんの問題点、改善が必要な点もたくさん明らかとなりました。病院に持ち帰ってからどのようにしていったら良いか悩みはつきません。
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しかし、毎年学会でお会いする全国の救急医の先生方とお話をする機会を得る事でまた来年も頑張っていこう、と強く思えるようになってきています。

発表するために調査、研究、臨床をしているのではなく、今回発表した内容は来年以降、当然のように対応可能となっていること、あたりまえにしていく事が重要であるということでもあります。

今後も沖縄だから仕方ない、二次救急の病院だからこんなもんです、という言い訳をしないですむように全国第一線の病院と接点を持ちながら、救命救急の質をあげられるよう努力をしていきたいと考えています。