沖縄県石油コンビナート等総合防災訓練
ハートライフ病院から5分の距離に、大きな石油コンビナートがあります。
今回、「沖縄県石油コンビナート等総合防災訓練」があるということで、
当院からも訓練を参観させていただきました。
巨大地震が発生、屋外貯蔵タンクから火災が発生
消火活動中に複数名の負傷者がでた。
また、重油が会場に流出したという設定で
海上での訓練も同時に行われました。
大変暑い中、消防の皆さんをはじめ、
海上、陸上の自衛隊などたくさんの組織の皆さんが参加しての訓練でした。
ですが、実際 テントの中で参観していたにもかかわらず、
それでもあつくて、大変だった自分たちからの感想としては、
夏場に多数傷病者対応が必要な事故が起きた場合、
屋外でのトリアージは無理ではないかと思いました。
せめて、風通しの良い日陰で待機させないと、きっと待機している間に
2度以上の熱中症患者が発生(二次災害)する可能性があると痛感しました。
暑さに慣れていない病院職員が、防護服を着て
屋外で作業(医療)をする事の難しさ、危険性を
十分考えた災害対応マニュアルを検討するためには、
机上訓練のみでは難しい・・、
実地訓練
PEWCS(practical exercise without casualties)
がどうしても必要だと感じました。
でも、暑かったぁ・・