HMIMMS 院内伝達講習会
先月末に行ったHMIMMSの伝達講習を院内講堂で行いました。
ちょうど救命病棟24時で多数傷病者発生時の初期対応が放映されていた事もあり、参加された皆さんの高い意識を感じる事ができました。
医局、看護部、事務からも参加して感じた事を発表してもらうと
①CSCATTT の重要性に気づいた
②災害は4期に分けて考える。
③多数傷病者発生時、対応するときの役割をとした組織図作りが必要だ
④アクションカードを作りたい
この4つに話が集中していた気がします。
他にも、いろいろ受講した皆さんには感じるところがあったんだと思っていますが、
今回の受講で、災害、多数傷病者対応時に共通言語、共通の認識、共通の考え方ができる職員が増えた事が一番大きな収穫だったと思います。
とくに、あちらからもこちらからも CSCATTTの話が出てきてくれた事は、院内にこの考え方が広がって行く事も期待できそうです。
CSCATTTは災害のときだけじゃない、普段の救急診療、重症患者への診療などにも使えるとっても重要な考え方です。
うまく行かなかったときは、CSCATTTのどこに問題があったのか、
頭が真っ白になってしまった、そんな困ったときには最初にもどって考える
その最初というのが、このCSCATTTに戻るという事なんですよ
と言う事がMIMMSを受講していないけど今日の伝達講習を受けにきてくれた皆さんに伝わっていたかが聞きたいところです。
みなさん、おつかれさまでした。
でも、災害対策はこれからが本番ですから、これからもよろしくお願いしますねー。