表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

Disaster Management Conference

昨日は、琉球大学の救急部主催で行われた災害マネージメントと緊急準備のためのDMEP(Disaster Management & Emergency Preparedness Course)コース(仮)に参加しました。

(仮)がほんとの仮で、アメリカからの講師の先生がたりなくなったということで、米国外科学会の正式コースとならず、Disaster Management Confereneと会自体が変わってしまったのは大変残念でしたが、朝7時から夕方6時までの11時間、自然災害というよりは、人為災害について勉強をしてきました。

医師、看護師、消防士、救命士、自衛隊、海兵隊からも広く参加し県内県外あわせて120名近くの受講者でした。

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講師はアメリカの海兵隊の皆さんたちで、英語にちょこちょこと日本語の通訳がつく感じ、スライドもちょこちょこと日本語の通訳されたスライドも出る感じでしたが、いかんせん、英語が苦手な自分をだいぶ後悔してしまいました。

内容としては、災害へのマネージメントというよりは、CBRNEテロ にどう対応するか、準備するかという午後の内容が興味深かったです。

「CBRNE: 化学(chemical)・生物(biological)・放射性物質(radiological)・核(nuclear)・爆発物(explosive)」

スライドや講義に、東日本大震災へのトモダチ作戦や、イラク、アフガニスタン戦争、自爆テロ、チリやハイチの地震災害のことなどが随所にちりばめられ、日本での講義では聴けない、World wideな内容、実際の現場の写真に、衝撃を受ける事もたくさんありました。日本は平和だなと思う反面、これからも平和である保証はないのでちゃんと勉強しておかないと、知らない、外の病院に行ってなんて甘い考えでは許されないと、とっても考えさせられました。

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そして、沖縄にすんで、すぐそばにいるアメリカ海兵隊の皆さんが、世界の安全、秩序のためにこんなに頑張ってくれているんだと、日頃はあまり感じていませんでしたが、大変感謝いたしました。どうしても、基地のある沖縄という目で、犯罪などを新聞、マスコミで見るたびに、またよ、またあめりかーよ、と思ってしまいがちですが、じつはほとんどのアメリカの人たちはとってもいいひとなんじゃないかと考え方を改めてみようかと思いました。

でも、その前に英語をなんとかしないと・・・