救急集中治療シミュレーション
県立T部病院の先生が主催し予定されていたSim marathon @ okinawaにお願いし、急遽ですが救外スタッフとICUの夜勤明けの看護師さんを中心に参加させていただきました。
北米型、ER型が流行となりつつある日本の救急体制ではありますが、やはり急変前の医療を徹底し、心停止を防がなければいけない(JMECCコースの目指すところ)、そして心停止となった場合にも迅速に心拍を再開させ、心拍再開後の治療(PCAS)としての集中治療をエビデンス、ガイドラインに基づいてしっかりやっていかない(FCCSコースで勉強するところ)と、社会復帰率はあがらない。
そのためには、救急・集中治療についてはお互いに深く理解しておく必要がある。
それは医師だけではなく看護師も疾患、治療方針に対して同じ方向に向かって医療が進んだときに大きな力になる。
練習でできないこと、やっていないこと、シミュレーションでできないこと、が現場でできるはずがありません。
もっとシミュレーションを大事にしていく必要があるな、シミュレーションができる機会、時間をつくらないといけません。
また仕事が増えますが、できないはずはありません。時間はつくるもの、できるはずです。
まずは今晩の当直で、効率の良い方法を考えたいと思います。