心臓リハビリ施設見学
大変寒い中、1泊2日の強行日程で心臓リハビリを積極的に行なっている県外施設へ見学に行ってきました。
自分をのぞく全員が沖縄人という環境で、飛行機に乗って、電車に乗り換えて、バスに乗って、たどり着けるか非常に不安でしたが、なんとか行って帰って来れました。
北里大学病院では、東條美奈子先生にいろいろと教えていただきました。
また、当院から心不全認定看護師を取得するために研修中のS袋さんにもお会いでき、がんばっている所を拝見しました。
翌日は、天下の榊原記念病院も見学させていただきました。
この二日間の研修、見学でわかったことは、心臓リハビリは入院後から退院するまで、CPXをやって、リハ室でPTさんが運動療法を行なうものという考え方がだいぶずれていたという事でした。
心リハは、包括的な心疾患の二次予防プログラム、多職種がかかわるチーム医療で
より早期より患者教育、生活指導、禁煙指導や薬剤指導、退院後急変した場合の対処の仕方を指導する看護師さんや栄養士さん、薬剤師さん、より安全にリハビリを行なうためにCPXによる正確なAT測定のために検査技師さん、そしてより安全なリハビリを指導していただく理学療法士さんを中心にみんなで医療をしていくチームを、これから作っていく必要があるものと実感して帰ってきました。
だいぶできつつある心カテ室を中心としたチームが、病棟の看護師さん、理学療法士さんを巻き込んださらに大きなチームに慣れるよう、いろいろ取り組み、がんばっていく必要があります。
今年も、忙しくなりそうです。
みなさんよろしくおねがいします。