第42回救急症例検討会
令和発、今年度初、第42回救急症例検討会が梅雨のさなか
院外から94名、院内から30名の合計124名の皆さんに集まって頂き
盛大に!?行われました。
今回は消防の活動
とくに救急隊、救命士さんの活動
特定行為、処置拡大2行為についての県内プロトコルについて
病院前だけではなく、病院のスタッフがどのくらい理解しているか
お互いに勉強になる症例提示となりました。
初期研修最初の診療科が救急のTうやま先生は
発表も堂々、参加者を巻き込むプレゼンテーションを
Oかもと先生は、かなりの枚数のスライドをきちんと時間どおりに
ほとんど噛むことなく、よどみなく説明をすることができました。
ドクターカーで現場活動をする件数が増えるに従って
いままでは、搬送後の経過はこうでしたよ・・
と質問に答える形式が中心の検討会となることが多かったですが
それぞれの消防の皆さんだったら、こういう現場ではどう活動するんですか?と
いろんな意見をお聞きできる場所として、この検討会を活用できる形に
回を重ねるごとに、この会が意味深いもの、ディスカッションが盛り上がるもの
に変わってきているのを実感できます。
検討会終了後の、情報交換会にも
以前は数名でぽろぽろ喋っていたのが
発表いただいた演者の先生を始め、熱い想いをもった皆さんで大いに盛り上がり
さらに有意義なお話を聞かせていただくことができました。
そして、そんな検討会、情報交換会に
ERのフレッシュな新人さんも参加
とってもいい笑顔で、会を楽しんでくれて!?いました。
「わたしは、ドクターカーに乗りたくて頑張ってきたんです!!」
「でもまだまだなんです、全然足りないんです」
「まだまだなのはわかってます、
だから、たりないところはびしびし指導してください!」
という熱い先輩ナースの気持ちもきっと伝わったと想います。
消防も病院もドクターカーもERも医師も看護師も救命士も
助けたい気持ちは同じ
どうやって効率的に連携し、もっとよい救命、劇的救命ができるようになるか
検証、改善、実行を続けながら頑張っていきたいと思います。
これからもよろしくおねがいしますね〜〜!!