西原きらきらビーチでの水難訓練
当院から車で5分の距離にある、
西原きらきらビーチの海開きにあわせて行われた、
消防・警察・海上保安庁などの多職種が合同して行う水難訓練に
ドクターカースタッフとして参加させていただきました。
毎年この訓練は雨がつきもので
昨年 2018年は、雨に加えて雷注意報がでたため 訓練は中止
そして今年も、午前中は天気が良かったものの
いよいよ展示訓練・・の時間くらいからは、天候が怪しくなり・・
今年も雨かなぁ・・
雷がなったら中止だなぁ・・と思っていましたが、
なんとか最後まで訓練を遂行することができました。
ビーチの沖に流されてしまった傷病者を発見した施設職員が海上保安庁に連絡、
海上保安庁のヘリコプターが傷病者を発見し、発煙筒を投げ入れる
その後、潜水救命士たちが現場へ水上バイクなどで近づき救出
海岸から救急車まで救急隊が安定化処置を施しながら搬送。
現場で溺水による重篤患者と判断し、ドクターカースタッフによる
静脈路確保と薬剤投与、気管挿管を行い救急車へ搬入
警察車両に誘導してもらいながら現場を離脱し、病院へ
という一連の流れを、見学者の皆さんの見守る中で行いました。
一般の皆さん、観覧者、来賓の皆様の目にどううつったか
感想も聞いてみたいところではありますが、
もし同じような水難事故が起きてしまったときには
当院ドクターカーは同じように現場に駆けつけ、
救命できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。
訓練でできないこと、練習でできないことが
実際の災害や、傷病者がいたときにできるはずがありません。
今年も貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。