表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

民間認定救急救命士

当院では救急救命士さんを2名採用し、

 

ER-Aideとして勤務していただいています。

 

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ドクターカー業務を開始して3年。

 

現在、彼らの働きなしで、Dr.Car業務は成立しないほどになってきています。

 

消防組織で働かない救急救命士は現在4割を越えているものの

 

そんな彼らを 、きちんと評価していくために

 

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病院前救護統括体制認定機構が主催する

 

民間認定救急救命士、民間メディカルコントロール医師として

 

認定してもらうために必要な講習を、受講してきました。

 

民間救急救命士

知らないことがたくさんありました。

 

そして守らなければいけない法律がたくさんあることも知りました。

 

認定を受けることが大事なのではありません。

 

民間救命士

 

消防組織法などで規定された活動を行う消防所属の救急救命士と同様に

 

消防組織以外で働く救急救命士も

 

最低128時間/2年の再教育プログラム、消防や他の病院との連携

 

指示・指導・事後検証を行えるメディカルコントロール体制の確立

 

包括的指示のもと院外活動ができるプロトコルの策定

 

などが必要であることを勉強させていただきました。

 

ER-Aide

 

資格だけ取得し現場活動の経験がない救急救命士さんは、たくさんいます。

 

消防組織で働きたくても就職先がない救命士さんも、たくさん知っています。

 

ただ、民間の救命士養成施設からの卒業生の13%が就職する

 

病院で働く救命士さんの、誇り、価値を高めていくために

 

病院として、ERとして、民間MC医師として、協力しようと考えています。

 

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でも

 

医療は常に患者さんのためにあります。

 

最善の医療は提供できても、最高の医療は提供できないから

 

医師も看護師も、日々勉強し、改善し続けていきます。

 

だから、今日の仕事としておわらせない、ルーチンにしてしまわない

 

常に謙虚な気持ちをもって、一緒に進歩していく救急救命士さんが必要です。

 

これからも頑張っていこうね〜