支援DMATとして訓練参加
南部徳洲会病院で行われた災害・多数傷病者発生訓練に
支援DMATとして参加することを依頼され
当直明けの午後に、当院の日本DMAT隊員のみんなで訓練に参加
他の病院の災害訓練を見学することができました。
訓練には南部徳洲会病院のスタッフだけでなく、
中頭病院DMAT、中部徳洲会病院DMATにくわえて、島尻消防さんも参加
トリアージエリア、診療エリア(赤・黃・緑)が作成され
たくさんの院内職員が訓練に参加し、
災害対策本部も部門ごとに立ち上がり、
当院ではなかなか参加していただけないたくさんの医師も参加され
非常に充実した訓練が行えていたように思いました。
当然、うまくいくことばかりでなく
たくさんの反省があったと思いますが、
これから訓練実施の部門ごとにたくさんの検証が行われることで
現状の問題があきらかとなり、体制の充実が図られ
もっと災害に強い病院になっていけるものと思います。
そして当院も、客観的に訓練を見ることができたおかげで
院内に持ち帰って、たくさんの職員のかたに知ってもらいたい課題が
たーくさん、たーくさん、見えました。
訓練をつくり想定付与をする人(コントローラー)
訓練を見守る人(評価者)
訓練に参加する人(プレイヤー)がいて
さらに混乱したまま訓練を終わらせないために、
インストラクター兼任のプレイヤー(指定プレイヤー)の設定があると
たぶん、すごく良い訓練になるような気がします。
でもそのためにはDMAT隊員がまだまだ少ない。
自病院のDMAT隊員だけではたぶんどこの災害拠点病院も足りない
だから、お互いに訓練に参加しながら、客観的に見てもらい、指摘してもらい
県内の災害対応レベルを、病院訓練であってもあげていければいいなぁ
と強く思いました。
そろそろ当院も多数傷病者訓練をまた計画しなくては・・