表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

熱い救急症例検討会

今年度最初、第39回の救急症例検討会が行われました。

 

今回も院内・院外あわせて100名を超える皆さんにご参加いただきました。

 

第39回救急症例検討会 案内

 

当院と消防で連携し行っている心電図画像伝送が有効で

 

Door to Balloon time、FMC to Balloon timeを短くできた症例では

 

もっと効果的な実際の使い方についてのアイデアや

 

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病院前と病院内の密な連携があって初めて可能になる救命の連鎖

 

社会復帰を向上させるために、お互いに成長していける環境づくり

 

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琉大からERの研修にきたIとかず先生、Nかま先生にも発表を担当してもらい

 

通常の学会発表以上の聴衆の皆さんの前で、見せるプレゼンテーション

 

聞いてもらえるプレゼンテーションを経験してもらいました。

 

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当然、当院の研修医、Fくはら先生にも笑顔で頑張ってもらいました。

 

今回は、ドクターカーをどう使う、どう活用するともっと地域のため

 

患者さんのため、社会復帰の可能性をあげられるかということが

 

検討議題に多くあがり、ディスカッションができたように思いました。

 

さらに今回は

 

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脳外科の上笹先生から

 

「脳梗塞治療のUpdate」

 

についての特別講演をしていただき

 

アンケートでもたくさんの

 

脳梗塞治療の価値観がかわったとのコメントを頂けました。

 

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銘苅部長も閉会の挨拶でおっしゃっていましたが、

 

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5年前、病院でどうやってちゃんと待っておくかという体制の話から

 

どんどん、話は病院前へ

 

胸痛があれば12誘導心電図をとるのはいつのまにか当たり前になり

 

待っているだけでは助からない、後遺症をどうやって小さくするか

 

を考えたときには、

 

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病院と病院前はいままで以上に連携し、

 

もっと早く、もっと病院前に

 

発症した場所、時間に、より早く医療介入することで

 

社会復帰を目指していこう、という熱い話へ

 

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やっぱりこういう熱い話ができる関係っていいよね〜

 

病院も病院前も、思うところは一緒

 

絶対助ける、ちゃんと助ける、ためにどうする

 

をこれからも考えつづけ、一人でも多くの苦しむ患者さんを

 

 

楽にできる、助けられる施設になれるよう

 

これからも頑張っていきたいと思います。