7年
あの東日本大震災から7年・・
僕たちは今、どこに立っているんでしょうか?
7年前のあの日、
医局のテレビから流れる津波の映像を見ながら
何にも力になれない、無力さ、悔しさ、絶望を感じ
必死で災害医療への取り組みを始め
MIMMS、HospitalMIMMS、MCLSという災害医療へのコースへ参加
災害対策マニュアルを改訂し、災害訓練を実施
病院にも理解していただき 、DMAT指定医療機関をとり、
災害拠点病院として認可していただくところまで来ました。
が、まだまだです。
まだまだ、たりません。全然足りません。
たぶん、同じような災害が沖縄で起きたら
今のままでは、後悔しか残らないと思います。
もっとです
もっともっとです。
もっともっともっともーーっと、がんばらないと
もっともっと多くの職員に災害への理解を深めてもらわなければ
きっと悲しい思いをするだけになってしまいます。
7年前の3月
ただの循環器内科医は救急医、災害医療を志すことになりました。
そして、今年卒業する研修医の先生達にとっては、
医師になると決まった、あの時期に起きたことを
一人前の医者として出て行く前に
もう一度振り返って、災害時、非常時に
力になれる医師になっていってほしいと
指導医は思っています。