警察学校での講義
病院と消防は、インホスピタルとプレホスピタルとして
以前より連携をしていますが、
病院と警察、医療と警察の連携というのは、
いままではあまり重要視されていませんでした。
しかし、最近の物騒な世の中
いつ自分の大事な人が、人質にとられるかもしれない、
事件・事故に巻き込まれるかもしれない。
そんな時、
医療が警察の脇についていてくれたら・・とは思わないでしょうか?
人質を救出する特殊任務を任された警察官は、
ある意味、命がけで任務を全うしてくれようとしてします。
その機動隊の方が怪我した時、病院につれてきてくれてから医療を始める、
では助けられない可能性があります。
怪我をする、病気が発生することが予想される警察の事案に協力し
目の前で起きた、外傷の傷病者へ医療を提供するためには
警察のみなさんにも、病院のこと、消防のこと、救命士のこと
をわかってもらう必要があり、今回は貴重な講演の機会を頂き、
うるま市にある警察学校へ行ってきました。
期待以上の熱意があるものの、
予想以上に医療の常識と思っていたことを知らない事実を把握することができました。
でも、どんな問題も 一歩ずつ、
あせらず、努力を続けていけば、
きっと良い連携、良い活動ができるようになる、
それが 地域の皆さんの日々の命を守ることになると信じています。
まだまだ、最初の一歩。
これからもがんばっていかないとね~