DMAT指揮本部
今回は、60を越える消防・医療機関、
模擬傷病者・観覧者を含めると300名を越える参加者。
初の、DMAT指揮本部を担当させていただきました。
当院には
元消防で救急隊員としての経験のあるAideのAさとくんや
訓練の度に無線を担当することの多い Nはらさんをはじめ
ロジ力(業務調整能力)の高いスタッフが育っていることもあり
各部門に散らばっても、混乱した現場から必要な情報をしっかり本部へあげてくれたため
本部長が頼りなくても、指定時間? 訓練時間内で
ほとんどの重症患者を救護所から病院へ搬送する準備を整えることができました。
ただ、
明らかに混乱している現場を収拾させるための手順を共有させることや
事前に、救護所からこういった情報を早めに上げて欲しいなど
わかってるよね、同じDMATなんだし、と思ってしまっていたことや
救急指揮所は、当然傷病者情報 きっとDMATよりしっかり集めて・・
ないこともあるんだとわかったことなど
訓練を通してわかったこともたくさんありました。
事前に戦略と戦術、方針を徹底をすることの重要性を再認識させて頂きました。
そして今回は
3ヶ月のER研修の締めに、Iしかわ先生も訓練に参加してもらいました。
なかなかこういった訓練に参加できる研修医も少ないので
いい経験、いい勉強になったんじゃないかと思っています。
でも、本当は1チームしかない当院DMATですが
補助要員として参加してもらい、めっちゃ戦力として活動してくれた
Hらたさんも含め、2チーム、3チーム分近くの働きをしていただいた皆さん、
ほんとにありがとうございました。