表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

集中治療医学会

札幌で行われた日本集中治療医学会学術集会に参加

 

膜型人工肺(ECMO)を用いた救命例などについての報告を2つと

当院ICUでの集中治療に関する報告が2つ

あわせて4演題を当院から発表してきました。

スクリーンショット 2017-03-15 14.58.24

日中の気温20℃の沖縄から

早朝の気温0℃の北海道は、非常に遠く、寒かったです。

IMG_4456

ですが、なかなか行くことができない場所でもあるので

とても悩んだのですが、

携帯のカメラではなく、ちゃんとしたデジカメを持って行きました。

前にデジカメ、後ろにパソコン、雪の上ですべって転んだら

どっちもダメになると思うと、ほんとにヒヤヒヤでした。

IMG_4468

遊びに行ったわけではないので、

日中はしっかり学会に参加、座りすぎてお尻も腰も痛くなりましたが、

より積極的な集中治療を行うことでの救命の方法について

みっちり勉強させていただきました。

IMG_4489

しかし、会場でまさかの統計の手法、解釈の仕方がおかしいと

大御所の先生により

大炎上?させられた若手の先生の発表を聴き、

これはやばいと、何冊目になるかわからない統計の本を追加購入

IMG_7433

あちらこちらで発表するからには

統計について、もっと理解を深めなければ・・と

今まで以上に発表することの怖さを味わった学会になりました。

 

IMG_4427

そして

夜は、せっかくの札幌

美味しいものをたべて鋭気を養わなくてはと

生牡蠣

いつもはお腹を壊すので食べないようにしている生牡蠣や

IMG_7349

北海道といえば、の 「スープカレー」

IMG_7340

食事の最後は、締めのラーメン

この寒いところだからこそおいしい「すみれ」の味噌ラーメン

IMG_7378

発表が無事終わった夜には、雪降るなか30分以上、

外で待たされても食べたかった「一幻」のえびみそラーメン

など、北海道の味覚を堪能させていただきました。

IMG_7355

 

プレホスピタル(病院前)や、ER(救急室)も大事ですが、

入院してからの集中治療(ICU)が確かなものでなければ救命、社会復帰はできません。

 

「ちゃんと助ける」「もっと助ける」ために

もっともっと頑張るスタッフが当院には必要だ、と感じました。

あわてても仕方ありませんが、仲間を増やしていくことが必要です。

一歩ずつ、着実に前に進んでいけるようにこれからも頑張らなければ、です。

 

留守を守っていただいた皆さん、ほんとにありがとうございました。