災害訓練には準備が必要です。
前回、当院からも新たに2名のDMAT隊員の養成をしていただいた
今年度最後の神戸でのDMAT隊員養成研修に参加
3日間の朝から晩まで、みっちり机上訓練やシミュレーションをした後
最後の実践訓練を訓練場でしていただきました。
研修にあたってもそうですが、実践訓練においてどれだけ実際の
災害をイメージしてもらえるかは、インストラクターの腕にかかっています。
DMATの研修では、受講生とほぼ同数のインストラクターが
事前に入念な仕込みを確認して訓練のお手伝いをさせていただいています。
つまり、DMATの活動のことをしっかり理解している
インストラクターの経験、技術の担保があってはじめて
やりとげた、やり遂げられなかった、ことを経験
さらに災害医療について勉強していきたい気持ちに
なって頂けるんだと思います。
1)病院内に災害対策を広めていくためには
2)災害訓練を評価しながら指導できるインストラクターを増やすこと
3)つまり、インストラクションができる災害対策を理解した人を増やす
必要がありますが、これがなかなか、なかなか、難しい。
いい災害対応をするためにはいい災害対策訓練を
いい災害対策訓練をするためには
しっかりとしたインストラクターを育てる必要があります。
そしてインストラクターを増やすためには、
インストラクターを指導できるコアインストを育てる
ためにどうすればいいか・・
通常の診療を行いながら、一人でやるには限界があるかもしれない
やはり、コメディカルからも核となる人を作るしかないのかもしれません。
だって、当院は「災害拠点病院」になるんですから〜!