集団災害学会 ポスター発表
名古屋で行われた集団災害医学会総会に
2年連続、当院から2演題を発表することができました。
前回の学会でA4で印刷した紙をぺたぺた貼る古いスタイル
で発表している病院がほとんどなくなったことを知ったので
今回は当院にある古い印刷機を活用
縦1枚印刷はできないものの、横3枚で印刷することで
見た目には、ぱりっとしたポスターに仕上がったかと思います。
沖縄県内の病院からの参加も多く、またDMAT同士も仲がいいので
発表となると県内の主要病院のみなさんが集まってくれるのも
非常に心強く感じられる学会です。
今回は、熊本地震での活動の発表も非常に多かったのですが
特に目を引いたのは、「籠城作戦」「籠城支援」という言葉でした。
沖縄が被災し、那覇空港が水没したときには
そんなに簡単には支援物資も医療支援も届かない
そして地域のみなさんはきっと病院に集まるでしょう。
おそらく県内各病院は
「籠城」をして地域のみなさんを守るしかない
籠城して地域のみなさんを守るためには、
余剰在庫となるかもしれない食料や医薬品の確保も災害拠点病院には必要
しかし、ふだん使わないものは、いざという時には使えないことも確か
貴重な話や発表、展示を見てくることができたので
院内にもどって相談したいと思います。