おや・おや コンビ
今年初の、第34回の救急症例検討会が行われました。
全国救急隊員シンポジウムに重なるという消防のみなさんにとっては
参加しにくい時期に開催されてしまったことは非常に申し訳なかったですが
アンケートでよく頂く、ドクターカー出場事案についての検証を
というテーマについても報告をさせていただきました。
そして3ヶ月の救急研修の締めのイベントとして
おやおや(Oやま、Oやふそ)ペアにも病院からの経過説明を
していただきました。
カンファレンスのたびに居眠りをしてしまうOやま先生は心配でしたが
インフルエンザや救急車同乗実習、眠れない当直がこの近い時期に重なり
かなりきつい日程でしたが、無理ができる、頑張れる先生だと感動しました。
この頑張れる先生、というのは実はとても大事で
いざという時に力を発揮できる、困ったときにも頑張れる、無理ができる
医者としては大事な資質、伸びる素質 だと思っています。
たすきがけ研修で琉球大学からきたOやふそ先生も
この舞台で発表できたことがいい経験になってくれると指導医は嬉しいです。
電撃傷による難治性心室細動を機転を効かせた救急認定看護師の判断で
救命、独歩退院に導いた事案については
スーパードクター、スーパーナースがいるからではなく
この病院、このERに連れてくれば助かる(助ける)
ためには、こういう連絡、こういう協力体制の作り方が大事
という、プレホスピタルとインホスピタルが
もっと連携し、もっと助けるためのキーワードについて報告してくれました。
ちいさな経験をコツコツ重ね、頼れる施設になれるよう
特別なことを、当たり前に
ハートライフERはこれからも進歩、進化していきたいと思います。