Hybrid ER
せっかくの内地にお呼び頂いた機会を活かすため
特別講演の翌日には埼玉県大宮市にある
自治医科大学附属さいたま医療センター
の救急部を見学させていただきました。
守谷俊 教授率いる救急部は、救急搬送件数も激増
本年4月に埼玉県6番目の救命救急センターとして認可され
救急領域では非常に、非常に熱い
Topicsでもある「Hybrid ER」を導入、
たくさんの救急医が集まってきています。
「Hybrid ER」とは、
初期治療を行う部屋にCTと血管造影、血管内止血術ができ、
さらに麻酔器も準備し緊急開胸手術・開腹手術も行える環境を
初療室に整備するERのことで
金額的もおそらく非常にするとは思いますが、
重症の多発外傷をはじめ時間と戦う救命の現場に圧倒的な力を発揮する
その効果と実症例をお教えいただきました。
本当に羨ましい!
ここに運ばれてくれば現在の当院では助けきれない患者様が助けられる
可能性があるのではと思われました。
当院も現在の増築の工事が終わるとERを始めとした旧館の改築が予定されるはず
お金はそんなにかけられなくても、
アイデアでHybrid ERに似た機能をERに持たせることができないか、
いろいろ相談ができればと考えています。
今回はお忙しい中、いろいろご案内いただき本当に有難うございました。
とっても勉強になりました。
これからもご指導をよろしくお願いいたします。