沖縄県総合防災訓練 2016
西表島で発災したという設定で行われた
沖縄県総合防災訓練に石垣島のSCU担当として
南部徳州会病院、南部医療センターのDMATとともに参加
石垣島では対応困難となった傷病者を本島や宮古島に搬送するための
SCU活動(広域搬送拠点臨時医療施設活動)をしてきました。
病院集合は朝4時半。
なので、起床は当然4時前・・
自衛隊のC130という機体に乗り
那覇空港から石垣空港まで、実際の災害さながらに移動をし
その後は、自衛隊の方に準備していただいたバスで
今回の活動場所である、運動公園へ移動
SCU本部の立ち上げ、役割の分担、通信の確認など
本部活動をする上では重要な
HeLP SCREAMという
He:Hello カウンターパートへの挨拶
L:Location 場所の確保
P:Part 役割分担
S:Safety 安全確認
C:Communication 連絡手段の確保
R:Report 上位組織への報告
E:Equipment 装備、物品の確認、準備
A:Assessment 評価(足りないものがないか)
M:METHANE METHANE情報の発信
あらたな標語を使用し、
本部の立ち上げを行った後に、
自衛隊のかた、消防の方とも協力しながら
たくさんの傷病者を引き受け、域外への搬送を行いました。
あまりにも忙しく、活動中の写真がほとんどありませんが・・
訓練終了後も帰りの飛行機の搭乗時間が迫っているため、
まったく、ほんとにまったく、観光などもする時間もなく
空港へ直行、汗ダクダクになったTシャツだけを着替え
おみやげを買うこともなく、本島に戻ることになりました。
とっても
疲れはしましたが、
業務調整員(Logistics)としての参加を繰り返すNはら副技師長も
重要な戦力として県内DMAT機関に認められ、
今回が初参加となった
ER aide(ERサポート業務調整員)のAさとさんも
情報伝達の主要な役割を担うことができました。
ようやく、ようやくですが
災害対応で主要な役割をはたす業務調整員のメンバーも充実してきました。
これでまたひとつ、ハートライフ病院は
災害対応でも、大きな階段を登れる気がします。
がんばっていきましょうね〜〜!!