ちゅらしまレスキュー2016
7月21日、陸上自衛隊那覇駐屯地で美ら島レスキュー
という消防、警察、自衛隊などと協力して行う災害対応訓練が行われました。
当院の担当はSCU(Staging care Unit)と呼ばれる航空搬送拠点臨時医療施設
放置されれば死に至る極めて重症な患者を被災地外の病院まで
病状の安定化を図りながら安全に搬送を行うための救護所
の赤エリア(最重症患者)。
に、DMAT隊員 Kによし先生が参加できなくなってしまったため
急遽、On the Job trainingとしてNま先生に参加してもらい、
災害医療の現場を経験していただきました。
トリアージエリアを担当して頂いた中頭病院さんの手際が良かったこともあり
いままでになく、SCU内は落ち着いた感じで診療が進み
違う病院であっても、DMATの基本、災害対応の基本原則
を理解しているスタッフであれば、協力して良い医療が提供できる
ということが実感できた内容だったような気がします。
災害は起きない方が良いですが、
起きてしまった時に、どうするんだった?
では 助けられる命を失うことになります。
そして、なかなか参加する機会もない実動訓練に参加できたのは
きっといい経験になったんでは、と思います。
でも
朝8時30分から午後4時まで、屋外での訓練。
めちゃめちゃ暑い中、よく頑張ったと思います。
おつかれさまでした。