DMATインストラクター研修
DMATといわれる災害医療で機能的に活動できる医療チームの
インストラクターやタスクのみなさんだけが参加できる
ロジスティクス研修(インストラクター研修)が徳島県で行われました。
通常の隊員養成研修では、インストラクターとして指導される先生方と
同じテーブルを囲んで、DIG(Disaster Imagination Game)や
実際の災害時にDMAT出動事例についてケーススタディーを
みっちり7時間
こういう観点からみなさんはどのように考えますか?
という設問にのっとりながらディスカッションを繰り広げました。
いつもなら、インストラクターの先生方は答えを持っている
と思っていましたが、
インストラクターの先生方も悩みながら
災害や多数傷病者事案に対応していることを知ることができました。
二日目は前日にDIGとして机上訓練を行った地域を実際に訪れ
拠点病院化できるか、SCUの設置はできるか搬送経路など
机上だけではわからないことの多さを知ることができました。
100年周期でほぼ必ず起こり
30年以内には必ず起こると言われている
南海・東南海地震についての準備をすすめるために
昭和の南海地震を経験された先輩のお話を聞き
インターネットや書籍だけでなく
経験を聞く
歴史を学ぶことの重要性を痛感しました。
経験したことのない災害対応を、いざというときにしっかり対応し
ひとりでも「助けられた災害死」を少なくするためには
こういった勉強会に参加、経験を共有しておく必要性があると感じました。
意外と名物が少ない「徳島」
小さいと思っていた四国でしたが、
となりの高知県へも2.5時間もかかるとのこと
机上だけではわからないことが多いなぁと感じることができました。
さあ、沖縄でも
災害対策をもっとすすめていかないと
ですね