循環器学会総会
ひさしぶりに自施設からの発表のない学会
仙台で行われた循環器学会に参加させていただきました。
会場では東日本大震災の復興のビデオとともに
「花が咲く」が流され、その都度感極まるものがありました。
他の学会と違い、大学や研究施設の先生方の研究発表が非常に多く
病院に戻ってすぐ役に立つような発表というよりは
今後の循環器疾患の診断、治療の方向性などを勉強させていただく機会
という感じの、いかにもの学会
当院の後期研修を卒業し東京でがんばっているK城先生にも会えました。
こういう学会に出ると
いつも目の前の患者のことばっかりを考えているけど
もっと大局的に
もっと広い目で医療を見て
臨床研究や調査などにも参加して
アカデミックなことをしていかなければといい刺激になりました。
目の前の一人をたすけられる医療
もっとたくさんの人を一気に助けられる?予防できる医療
大学には大学で必要な医療が
市中病院には市中病院に必要な医療があり
そこはお互いに補いながら高め合いながら
地域のみなさんにとってより良い医療が提供できればと考えさせられました。