九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練(大分)
大分で行われた九州・沖縄ブロックのDMAT実動訓練に参加しました。
沖縄で行われる訓練は、だいたい港を中心に行われるので
緑豊かな山の中で行われる訓練というのは
なんだか新鮮でした。
前日も雨
当日の天気予報は、「雷雨」のはずが
訓練当日はばっちり「晴れ」
今回の担当は、
津波により倒壊した家屋の現場
ということで
マスク、ヘルメット、膝当て、肘当てのフル装備
で前線救護所へ
前線指揮所で指示、現状の報告を受けます。
(Command and Control)
消防、自衛隊による救助が難航
閉じ込められた傷病者が複数いるということで
最近のDMATの任務としては外れたはずの
「瓦礫の下へ」との指示が
災害対応の基本原則は、CSCA/ TTT
ひとつ目のC(Command and Control)が確認できたら
次は、S。
Safetyの一番最初は、
Self(自分の身の安全)ということで、完全防備を確認
次のSは、Scene(環境、身の回りの安全)ということで
現場の安全を、消防、自衛隊に確保していただいた状況で
最後のS: Survivors(傷病者の安全)を確認、救命のため
なぜか毎回この仕事を指名される
Kによし先生が現場へ
安全靴も大活躍
汗だくになりながらも、貴重な経験ができた訓練でした。
同じ災害は二つとない
つねに基本に忠実に(CSCA/ TTT)
臨機応変に対応していく
たぶん、救急も災害も、他の医療行為もですが
大事なことを復習できた気がします。
でも、大分から福岡空港までは170km
レンタカーを運転して約3時間。
さらに
帰りの飛行機は久しぶりに
ジェットコースター並の大揺れ〜〜
いやいや、ほんとに、お疲れ様でした。