表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

集中治療の初期標準化コース(FCCS)

 

市立奈良病院で行われたFCCSというコースにアシスタントとして参加、お手伝いをしてきました。

 

このFCCSというコースは、

 

集中治療を専門とする医師には物足りないかもしれない・・ということで
集中治療を専門としない医師、研修医や集中治療に携わる看護師、臨床工学技士、理学療法士などが参加

 

集中治療の基本となる疾患について座学で勉強したり

 

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スキルステーションとして、気道確保の方法や、非侵襲的陽圧換気(NPPV)の初期の設定や、RRT(rapid response team)ともよばれる緊急対応チーム(MET)の実践

 

二日目には、苦手な方の多い人工呼吸器の実践的な利用方法について系統建てて、症例ベースに実機を用いて学んでいくコースです。

 

なんとなく呼吸器管理をしている医師や、
できることなら誰かに抜管まで呼吸器の管理をお願いしたい、
と思っているような先生たちには、
ふーん、なるほど、
これなら自分でも管理ができそうだ、と思ってもらえるコースになっています。

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年明けには、2回めの沖縄開催が予定され、そろそろ申し込みも始まる予定です。

2日間で5万円と非常に高価ではありますが、高価だからこそすべての知識を吸収して帰りたいと貪欲に勉強してもらえる気もしています。
というのも、事前に学習するようにと購入するテキストの内容が非常に濃く、
実際は、事前に読み込んでこられる、読み込める先生、看護師さんは少ないですが、このコースを受けた後だと、なるほど、そういうことだったのねと
読めちゃう、理解できちゃう、頼りにできちゃう本になります。

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また、一度受講した方でインストラクターを目指したい、という方には
タスクとして、無料でお手伝いをしながらもう一度受講(勉強)をさせてもらえる機会も与えられるので、何回かタスクとしてお手伝いをしながら理解を深めていくこともできる、
ということから1回で5万円ではなく、
理解できるまでお手伝いをしながらで5万円、と考えられるかも知れません。
せっかくの奈良、できれば観光を
とも思ったのですが、2日間 みっちりなので
結局有名な奈良公園の鹿さんにも会えずじまい 

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先週に引き続いて、最終便で沖縄にもどり
また明日からは通常勤務が待っています。 
今月は、病棟の勉強会も待っています。
明日の朝早起きして、わかってもらえる勉強会にしたいとおもいます。