表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

SCU(Staging Care Unit)

災害関連の話が今月は多くなってしまっていますが、

関東大震災のあった9月1日

アメリカの同時多発テロがあった9月11日

ということもあり9月は災害関連の訓練が続きます。

 

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今回は

沖縄県の総合防災訓練に参加

 

なんと

LCACとよばれるトラック2台が横にならんで収納される

揚陸艇(ホバークラフト?)も参加

 

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今回は、SCUとよばれる

被災地内(病院機能が破綻した地域)の傷病者を

被災地外(病院機能を維持している地域)へ搬送するための臨時医療施設を担当

 

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このSCUでは傷病者の状態を再評価するとともに、

搬送の優先順位を決定したり、

搬送に耐えられるような安定化を行うことになります。

 

しかし

東日本大震災のとき、花巻空港で展開されたSCU活動では、

自衛隊や海上保安庁のヘリなどで現場から救助された傷病者も多く搬送され、

 

現在の日本でのSCUの考え方は

「トリアージ、初期診療が実施される応急救護所」的な

航空搬送拠点+臨時医療施設となってきています。

 

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SCUに入ってくる傷病者はすべてが重症というわけではなく

離島からヘリで搬送されてくる避難者や

直接、SCUにきてしまう軽症の傷病者のかたも

一応、すべての方にトリアージを実施、

タグ付けをすることが必要とされています。

 

 

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なぜか毎回、子供に好かれてしまい

「そこのおじさん」扱いになってしまうDMAT隊員もいますが・・

 

話しやすい医療従事者の存在

というのは

きっと、いざというときにとても大事な存在になるんだと思っています。

 

 

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今回は、業務調整員の補助隊員(候補生)として

臨床工学技士のNはら副技師長にも参加、

SCU本部で活躍していただきました。

 

 

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写真をとれませんでしたが、救急研修を兼ねて

研修医のMた先生、Iしかわ先生にも見学に来ていただきました。

 

そして訓練後の振り返りの際、かしゃかしゃと写真をとっておられる紳士。

せっかくなら傷病者が搬送されてきている時のほうがよかったのにねぇ・・

と思っていたサングラス+帽子の方は、来賓で来られていたMかる救急部長

 

他にも、医師会の災害チームとして

K場副院長、Nしはら外科統括部長なども訓練には参加されていました。

 

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資格をとったからすぐ活躍

できないのはどこの職場、職種でも一緒

 

しっかりとした訓練を繰り返し

いざというときに、頼りになる

災害救急のプロフェッショナル集団をめざして

これからも仲間を増やしていきたいと思います。

 

にしても

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ほんとに暑かった・・

救助する側の自分たちが熱中症になりそうなほどの暑さ

 

沖縄はまだまだ、夏、です。