「東北に学び、首都直下・南海トラフに備える」
第20回の集団災害医学会に参加してきました。
この学会は年を追うごとに大きくなり、
災害への意識の高まりを強く感じられる学会となってきました。
頻発する災害対応を通してというのではなく、
次は自分の医療圏で多数傷病者が発生した場合にどうしたらよいか、
ということをこの学会に参加する病院の先生方は考えておられます。
は、
気づきました?
そうです。
外科や内科、救急科といった専門の仕事をそれぞれしながらも
災害についての備えを進めている熱い先生たちがいるんです。
災害対策をすすめても、がんばっても、普段は!? 災害時も!
一銭にもならないのに・・です。
というより
ひょっとして頑張れば頑張るほど
災害に備える、設備投資をすると・・
赤字部門になっていく部門・・なのに
でも
熱い想いを持つ医師、看護師、その他のたくさんの医療関係者
それを認めてくれる病院の管理者、経営者の方の理解があって、
はじめて成り立つ災害医療という厳しい現実も有ります。
島国で火山、地震大国である日本、さらに離島でもある沖縄。
災害については十分な備えをしておかなければ
「防ぎ得た災害死」で
自分の身内や大事な人達の命を落とすことがあるんだということを肝に命じて、
災害医療はすべての医療の基本と考え、
助けて、を助けられる医者に
手伝って、を手伝える医療関係者に
なってもらえるよう
来週の災害訓練の準備を進めたいと思います。
いや〜
でも、昨日のお昼すぎに飛行機に乗り羽田へ
さらに2時間かけて、東京の立川までバス移動。
夕方のDMAT連絡会議に参加して
一日(半日半くらい?)勉強して、
また2時間かけて羽田に戻って、
最終便で沖縄へ・・
明日も仕事
さらに明後日は当直・・
大丈夫か〜?