表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

骨髄輸液(IO)

末梢輸液路の迅速な確保が困難な心肺停止症例に、

いままでは、手動式の骨髄針や骨髄採取針を使用していたのですが、

屈強な成人では穿刺が困難なこともあったため、

電動で骨髄輸液路を確保できる

骨髄輸液路確保用骨髄ニードル穿刺システム(EZ-10)を導入しました。

 

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使わないですめば、それに越したことはないのですが

今年になり重症患者様の搬送件数が非常に増えていることもあり
骨髄輸液を行う頻度も増えてきています。

 

穿刺部は、近くに動脈などがなく蘇生の邪魔にならない場所
ということで脛骨近位端が選択され、
輸液としては血管作動薬から輸血まで
中心静脈から投与可能な薬剤はすべて投与が可能です。
中心静脈のように医師の腕(技術)に左右されないという点で、
一分でも一秒でも早く蘇生のために必要な薬剤投与を、
という重症患者様に良い適応があります。

 

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ちゃんと助けるため、特殊な技術もみにつけて欲しいところですが、
新しいデバイスを使ってでも、
標準化、一般化できる技術は、あたりまえにしていく必要がある

と当院救急部では考えています。

 

あれ、ひょっとして

骨髄輸液路については知らない指導医のほうが多いかもしれませんね・・